「ブラックフライデー」が近いので黒い揚げ物を作ってみました
2025年のブラックフライデーは11月28日の金曜日なのだとか。なるほど~、今年は11月28日か~……。
ところで、いまさら聞くけど、「ブラックフライデー」って何なの? イオンで10年やっててもよくわからないので、とりあえずブラックフライデーにちなんで黒い揚げ物を作ってみることにした。
・黒い揚げ物
今回黒い揚げ物を作るにあたって、参考にしたのは「株式会社 ジャパン・フード・サービス」がクックパッドに公開しているレシピである。
用いる材料は鶏肉・から揚げ粉、それに竹炭パウダーだ。
竹炭パウダーがなかなか見つからなかったのだが、最寄の富澤商店で購入することができた。通販でも購入可能なので、近くにお店がないという人はそちらを利用して頂きたい。
竹炭パウダーを使うことを除けば、一般的なから揚げの作り方と同じ。まずはひと口大の鶏肉に下味をつける。今回使用した日本食研の「から揚げ作り」には特製の醤油だれが付属していたので、こちらに漬け込みます。
漬け込んでいる間に、竹炭パウダーを水で溶く。ダマにならないように水を少量ずつ加えながら混ぜるのだが、竹炭パウダーを使ったことがないので、加減がよくわからなかった。
クックパッドに掲載されたレシピによると、竹炭パウダー小さじ1に対して、水は25mlだ。私は測らずに溶いたので、シャバシャバになってしまった……。
さて、ある程度漬け込んだので、ボウルで揚げ粉をまんべんなくまぶします。
そしてあらかじめ加熱しておいた油に鶏肉を投入。竹串を刺して中まで火が通っていることを確認し、パッドにあげて粗熱をとります。
う~ん、キレイに揚がった! カラッとして美味そうだ。できればこのまま食べたいところだが、ここからが本題。
せっかくきつね色に揚がっているのだが、先ほどの竹炭パウダーを溶いた“黒汁”に絡ませて、真っ黒にします。
全部を黒汁に絡ませてできあがり! ブラックフライデーでふさわしい、黒い揚げ物の完成です!!
ビフォー・アフターを見比べてみると、その差は歴然。同じ食べ物とは思えないのだが、間違いなく同じから揚げである。
ひとつ箸でつまみ上げてみると、漆黒ゆえに影との境目がわからずに、持ち上げていないように見える。まさしくブラックフライデーにふさわしい黒さよ……。
半割にすると鶏肉であることがわかってもらえるだろう。やはり竹炭パウダーを溶く水が多かったので、もう少し硬めにパウダーを溶くことをおすすめする。そうしないと、これのようにベッチャリ仕上がりになってしまうので。
食べてみると、味は普通のから揚げだ。竹炭そのものに味はないので、から揚げの味そのものには何ら影響はない。ただし、食べるときには気を付けて欲しい。歯が真っ黒になってしまうので、出かける前に食べるのは止めておいた方が良いだろう。
ということで、皆さんもブラックフライデーで黒い揚げ物を作ってみてはいかがだろうか?
参考リンク:株式会社ジャパン・フード・サービス、クックパッド、イオン、富澤商店
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24