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【倉敷市】BEER SMILES(2025年6月21日・22日開催)~ 梅雨の蒸し暑さを乗り越えるクラフトビールの飲み比べイベント

倉敷とことこ

BEER SMILES(2025年6月21日・22日開催)~ 梅雨の蒸し暑さを乗り越えるクラフトビールの飲み比べイベント

梅雨シーズンのまっただ中。
真夏ほど気温は高くありませんが、湿気が多く、梅雨特有の蒸し暑さが続いています。

暑くなると飲みたくなるのが「冷たいビール」です。これからは夏祭りなどで屋外でビールを楽しむ機会も増えてくるのではないでしょうか。

あちてらす倉敷で開催された「BEER SMILESビアスマイルズ)」は、クラフトビールの飲み比べができるイベントで、蒸し暑さを乗り越えるのにはピッタリでした。

屋外で飲めるクラフトビールに惹かれて、筆者もワクワクしながら参加してきました。当日のようすを紹介します。

BEER SMILES(ビアスマイルズ)とは

画像提供:倉敷SAKE祭り実行委員会

「BEER SMILES(ビアスマイルズ)」は、2025年6月21日(土)・22日(日)にあちてらす倉敷で開催されたイベントです。

岡山県を中心に西日本のクラフトビール醸造所が5つ集まり、こだわりのクラフトビールを楽しめます。各醸造所で飲み比べセットやSサイズの小さなビールを提供しているので、飲み比べがしやすく、ビール好きにはたまらないイベントです

またビールだけでなく、日本酒やノンアルコールドリンクも充実しているため、当日はお子さんと一緒にイベントを楽しむ家族連れの姿も多く見られました。

フードの出店も豊富で、お酒に合いそうな和洋のおつまみがそろいます。出店の詳細は以下の画像をチェックしてください。

画像提供:倉敷SAKE祭り実行委員会

筆者はイベント初日の6月21日(土)に足を運びました。

当日のようす

6月21日(土)は曇り空で、梅雨特有のじめじめとした空気のなかで開催されました。

筆者があちてらす倉敷に到着したのは午後6時頃。飲食スペースのイスやテーブルはほぼ埋まっており、どのお客さんもビールを片手に楽しんでいました。

コーラや桜?個性豊かなクラフトビールを楽しむ

筆者が最初に向かったのは、笠岡諸島の六島にある六島浜醸造所

天然ヒジキを使った「ドラム缶会議」や牡蠣を使った「オイスタースタウト」など、六島の海の恵みを味わえるビールにも惹かれましたが、小豆島で作られたまめまめビールの「TA-COLA de ALE」を選びました。

六島浜醸造所

まめまめビールは小豆島にある醸造所です。今回のイベントでは、六島浜醸造所がゲストビールとして提供していました。

小豆島で人気の「タコーラ」というクラフトコーラを基に作られたビールは、見た目もコーラそっくりの色をしています。ひとくち飲んでみると、コーラ特有の甘い風味とスパイスが感じられて、ビールが苦手なかたでも飲みやすいおいしさでした。

まめまめビールの「TA-COLA de ALE」

ビールを飲みながら、次はおつまみを探します。

あちこちからジュージューと炒める音や香ばしい香りが漂い、おつまみを選ぶ時間もなんだかワクワクします。イベントはにぎわっていましたが、どのお店も長時間並んで待つことはなさそうでした。

最初のおつまみは、水島にあるテイクアウト専門の焼き鳥屋「やきとり なっちゃん」に決めました。

「いつか食べてみたいな」と思っていたお店だったので、イベントで出会えてラッキーでした。

すでに売り切れになってしまった串もありましたが、大好きな「玉ねぎ間」を注文できたので良かったです。焼き上がりを待っている間も、お客さんが途切れることなく次々と注文が入っていました。

炭火でじっくりとていねいに焼かれる焼き鳥を見ているだけで、良いつまみになります。

炭火で焼かれる焼き鳥

焼き上がるまでにビールを飲み終わってしまったので、焼き鳥が冷めないうちに急いで2杯目を買いに行きました。

次に選んだのはグットウルフ麦酒です。今回参加している醸造所のなかでも、もっとも遠い奈良県からの出店でした。グットウルフ麦酒がある奈良県東吉野村は、現在は絶滅してしまったニホンオオカミの最後の1頭が捕獲された地域だそうです。

グットウルフ麦酒

良い機会なので遠方のクラフトビールを楽しんでみようと、2種セットを注文。6種類のなかから好きなクラフトビールを選べるので、お店の人におすすめを聞いて、「良狼ろうろう)」と「サクラ」を飲むことにしました。

「良狼(ろうろう)」と「サクラ」

良狼は、東吉野村の吉野杉が香るペールエールです。華やかで爽やかな味わいで、まさに夏に飲みたくなるおいしさ。サクラは、塩味が強く感じられて、桜餅や桜の塩漬けを思い出すような珍しい風味のクラフトビールでした。

特徴的な味わいであればあるほど、「クラフトビールを飲んでいる!」という感じがして楽しいです。

早速、焼き鳥の玉ねぎ間をつまみながらビールをゴクゴク。ジューシーでふわふわな焼き鳥は味が濃く、濃い目のクラフトビールにピッタリでした。

焼き鳥とクラフトビール

友人とシェアしながらゆったり味わう

筆者は関東から来ていた友人と一緒に回っていたので、「せっかく倉敷に来ているなら……」と友人に地ビールの真備竹林麦酒をおすすめしました。

真備竹林麦酒

友人が選んだのは、赤色が綺麗な「呉妹の夕陽」というクラフトビール。赤色は赤大根の色素で色付けされており、真備町から見える夕陽をイメージした色だそうです。

友人からひとくち貰いましたが、ほんのり甘さとコクが感じられる味わいでおいしかったです。

きれいな色の「呉妹の夕陽」

筆者もおかわりに、備後福山ブルーイングカレッジの「森のラガー」を注文しました。神石高原産のお米が使われているクラフトビールで、雑味のないすっきりとした味わいです。

このビールを注文する際にも、お店のかたに自分の好みを伝えて「どれが良いですかね?」と相談しました。お店の人と交流しながら、自分好みのビールを探すのも、このようなビールイベントの楽しみかたかもしれません。

備後福山ブルーイングカレッジの「森のラガー」

頼んだビールを友人と味見し合い、「飲みやすいね」「これ好きかも」と感想を話すのも盛り上がります。

ビールとおつまみを楽しんでいると、いつの間にか日が暮れて涼しい風が吹くようになっていました。

夜風にあたりながら飲むビールは、普段より数倍おいしく感じられました。ジョッキで飲むビールもおいしいですが、プラカップで飲むビールは夏らしいお祭り感があり、個人的にはテンションが上がります。

おつまみを食べながらクラフトビールを楽しむ

イベント終了の午後9時まで、BEER SMILESは明るくにぎわっていました。

夜のイベントのようす

おわりに

クラフトビールはサイズが選べたため、さまざまな種類を飲み比べられました。通常の飲食イベントではあまり見かけない配慮で、いろいろな種類を飲みたい人間にとってはありがたかったです。

ご飯の出店も多かったので、ビール好きなかたはもちろん、家族連れやしっかり食事を楽しみたいかたもイベントを楽しんでいました。

ビールを通じて笑顔になれる、「BEER SMILES」のイベント名の由来が少しわかった気がします。

夏本番も、しっかり水分補給をしながら屋外のお酒イベントを楽しみたいと思います。

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