【島田・桑原精肉店】明治創業の老舗が作る極上焼き豚 炭火で香ばしく仕上げる逸品
静岡・島田市の町を散策中、香ばしい匂いに誘われて立ち寄った精肉店。そこで出会ったのは、代々受け継がれる伝統の技で作られた極上の焼き豚でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも通る道でも1本裏へ入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は古くから東海道の難所として知られる大井川の東側、島田駅周辺をお散歩します。
香り立つ焼き豚 明治から続く老舗の味
JR島田駅から北へ徒歩5分の大井神社周辺を散策していると、ふと香ばしい匂いが鼻をくすぐります。
そのおいしそうな香りに誘われるように歩いていたら、お肉屋さんを発見。
お店の前にいた陽気でフレンドリーなお父さんが「寄ってくか?」と声をかけてくれました。せっかくの誘いもあり、思わずお店の中へ。
店内ではちょうど焼き豚が焼き上がったところでした。
そこは桑原精肉店。明治22年の創業以来、5代に渡って受け継がれてきた老舗です。
看板商品である焼き豚は、創業当時からの製法を守り続け、今もなお多くの人々を魅了し続けています。
こだわりの製法で作る極上の焼き豚
陽気なお父さんは、「食べてって」と出来たての焼き豚を切り分けて、特別に試食させてくれました。
実はお父さん、この歴史ある精肉店を営む会社「くわばら」の会長・桑原康夫さんだったのです。
口に入れるとプルプルとした食感と、口の中でとろける脂のうま味。まさに絶品です。
たとえダイエット中でもその魅力には抗いきれず、手を伸ばしてしまうことでしょう。
そんな魅惑の焼き豚は、豚肉を3日間タレに漬け込み、2時間かけて炭火でじっくりと焼き上げます。
タレに漬け込むことで肉の内部まで味が染み込み、炭火で焼くことで香ばしさが加わります。
こうしてツヤツヤとした外見と、ジューシーな肉質が特徴の焼き豚が完成するのです。
地域に愛される精肉店
桑原精肉店では、焼き豚を真空パックでも販売しています。
真空パックにすることで日持ちもするため、お土産としてもぴったり。
島田を訪れた際は、ぜひ桑原精肉店で極上の焼き豚を味わってみてはいかがでしょうか。
陽気な桑原さんが、訪れる人々を温かく迎えてくれます。
炭火で焼き上げた香ばしい香りと、とろけるような食感は、きっと忘れられない思い出になることでしょう。
■店名 桑原精肉店
■住所 静岡県島田市本通1丁目1-17
■営業時間 9:00~18:00
■定休 水