「境川テラス」でマハゼ釣り【千葉・浦安】ヘチ狙いに特化すればハゼ連発か
千葉県浦安市を流れる境川でマハゼ釣りをやってきました。今回選んだポイントはJRより下流側(海側)ではなく、浦安市役所より上流の「境川テラス」。釣り場の紹介含め、釣行をレポートします。
浦安境川のマハゼ釣り
浦安を流れる境川のハゼ釣りポイントと言えば、JR京葉線よりも海側。さらに絞ると、足場が良い入江橋より南と、少なくとも筆者は20年近く信じて疑わずに通っていました。
シーズンは初夏から年末までと長いこと、毎年安定した釣果が期待できることに加え、釣り場周辺は駐車場が多く、更に駅近くと交通アクセスも良好。ハゼボートで有名な江戸川放水路と同じく青潮の影響を受けやすいという点がマイナスポイントなのですが、ここは関東でも屈指のハゼ釣り場の一つと言っていいでしょう。
上流側もハゼの好釣り場
さて、そんな境川のJRより上流側はというと、実はこちらも下流側に負けない位優秀なハゼ釣り場。
一応以前から知ってはいたのですが、今まで一度も行ったことがなかったので今回行ってきました。
「境川テラス」で調査釣行!
新浦安駅を下車し、てくてく歩くこと15分。浦安市役所前の境川東水門に到着しました。ここより上流側は「境川テラス」というレンガつくりの足場の良い護岸が続きます。
一部立ち入り禁止のエリア(当然釣り禁止エリア)があるものの、大部分のエリアで釣りが可能で、平日の、しかも猛暑日にもかかわらず、ハゼ狙いと思われる釣り人がちらほら。早速準備してきたのべ竿タックル&袖3号針にホタテエサを付け、探っていきます。
自分だけ釣れない
この日は調査釣行ということで、道具類を詰め込んだリュックを背負いちょっとずつ移動しながら探っていく。水深は1m前後ということで2.7mののべ竿が重宝するものの、肝心のアタリはなし。対岸で釣り糸を垂らしている釣り人はコンスタントに釣れているので、魚がいることは確認できるのですが。
ちょっとずつ丁寧に探っていくと、ようやく待望のアタリがあり、待望の1匹を確保するも後がなかなか続かず。移動して粘って、誘って粘って。何とか3匹目を釣った頃には暑さでめまいがする一歩手前。無理は禁物とばかりに、1時間半という短時間で納竿としました。
ヘチが当たり?
道具を片付け駅に向かって引き返し、気になっていた釣り人に話しかけてみる。
「初めてここに来たのですが、なかなか釣れなくて」
「真ん中はだめだよ」
少しの間横で観察させていただいたところ、ここの達人と思われる方はホタテエサでひたすら岸から30cm以内を探っていました。右側がダメなら左側、左側がダメならめなら足元。対岸からは「丁寧に探っているな~」とは見て取れたものの、ヘチオンリーという点はわかりませんでした(汗)。
そしてバケツには10cm前後の割と良型のハゼが30匹くらい。いつもこのパターン(ヘチオンリー)とは限らないと思うのですが、次回の釣行に向けてしっかり記憶しておこうと思います。
子連れ釣行向きか
海側に比べると、テラスというだけあって足場が良く、川幅が狭くて水深も浅め。ということで、ここは万が一落っこちてしまっても比較的安全ということで小さな子供を連れていくには安心かな、という印象。グーグルで調べた所、周辺にコンビニが数件あることも確認でき、水分や食料等の調達もさることながら、トイレという面でも安心とも思いました。
広範囲探りすぎた
釣果を伸ばせなかった敗因は……猛暑日(この日の東京の最高気温37度)にもかかわらず、足を使って広範囲を探りすぎ、早々に力尽きてしまったことですかね。暑さが和らいでくる頃、お手軽な短めのべ竿タックルで、かる~く楽しみたい派にはおススメです!
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>