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「家に帰れない!」内藤剛志が嘆く、地元・京都の深刻な現状!

文化放送

野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週金曜9時~13時)。10月24日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、パートナーで俳優の内藤剛志と、インバウンドの影響で観光地・京都が深刻な状況になっているという問題について語り合った。

野村邦丸アナ「先月・9月の全国にあるスーパーの売上高は去年の9月と比べて1%ちょうど増えて、増加は2ヵ月連続となりました。これは日本チェーンストア協会が発表したもので、農産物の値上がりが影響したほか、酷暑により夏物の衣料品の売り上げが上昇傾向にありました。一方、協会の担当者は『物価の上昇で売上高は増えたが、買い物の点数は減っている』と指摘。状況は良くなっていないとの見方を示しているということです。
……まあ、売上高が増えたってその分物価の値段が上がっちゃってるけども、消費者にとっても売っているスーパーにしても、あまり得していないということですね」

内藤剛志「経済を回すためにはお金を使うしかないわけでしょ? でも使いづらくてってことですよね。ただ、僕京都に結構いますから、もう外国人の方がインバウンドというよりは、何かもうもっと凄い、何ていう表現かわからないけど『押しかけてきてる』というか。
いつもこの話になりますけど、外国人観光客の方でも意外とバスに乗ったりされる方が多くてね。そうすると、バスで病院に行くっていう方が乗れなかったり」

邦丸「俺も2週間前に仕事で京都に行ったんですが、1日日帰りですけど。お世話になっている方で京都にお住いの方がいらっしゃって、家に帰れないんですって。いつもだったら京都駅からバスに乗って行くのがバスがいっぱいで、タクシー乗り場もどうしようも無くて。自分の家ですよ?」

内藤「ホントホントです。僕も家、京都にありますけど帰れないです。だから知り合いのタクシーの運転手さんに頼んでおくしかないんですよ。観光客のみなさん、荷物が大きいじゃないですか。悪口みたいになって申し訳ないんですけども、それがまたタクシーに積める、積めないとか。ま、いいことはあると思いますよ? もちろんインバウンドで金が落ちるわけですから。円で落ちていれば、いつかそれがいい風になるとは思いますが、ちょっと今は人が多すぎる感じがするなあ」

邦丸「俺、一泊もせずに京都に日帰りで行って、インバウンドの女性にとって『これ酷だなあ~』と思ったのが、駅のトイレ。凄い並んでて、よくホラ、映画館とか劇場で、休憩時間になると長蛇の列が出来るじゃないですか。あれと同じような状況が再現されていて、もちろん日本人の方もいらっしゃるんだけど、あれが気の毒で。そういうところで日本に対するイメージが悪くなったらいかんな~と思うんですよ」

内藤「そうですね、トイレが使いにくいなんて思われたら残念ですもんね。確かにそうだ、外に並んでらっしゃる、ずーっと」

邦丸「だって我慢出来ることじゃないですからね。これ京都で見たことなんだけど、東京駅とか品川駅とか新幹線の駅あたりはそういう方も多いんじゃないかなあ。だから申し訳ないですよね、劇場なんかで休憩時間は、男子トイレでも最初は混むんだけど、そのあと空いちゃうから、そこでトイレ済ませて並んでる女性の前歩いたりすると『何よ!』って」

内藤「かといって譲るわけにもいかないですもんね」

邦丸「譲れないんですよ~。昔、高速道路のパーキングで女性トイレにすごい長蛇の列が出来て、その時にどっかのおじさんが『はい、男便所空いてるから入っていいよ』って言ったら女性たちがブワアッ!と入っちゃって(笑)」

内藤「だからコンビニなんかにもトイレがあることをどんどん教えてあげればね」

邦丸「コンビニにトイレがあるって知らない人が結構外国人観光客の中にもいるでしょうね。買い物をしてもそこにトイレがあることをわかってないっていう」

内藤「普通無いでしょう! 日本の特別なサービスだと思いますよ。それをちょっとでも知っていればいいかも知れませんね」

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