海外パビリオンの中でも屈指のスケール! 「大地から天空へ」をテーマにしたUAEパビリオンに潜入
2025年4月13日(日)から大阪・夢洲で「大阪・関西万博」が開幕しました。会場内には国内外のパビリオンがずらりと並んでいます。それぞれに個性的な外観のパビリオンは、中身も負けずにオリジナリティにあふれたものばかり。
今回はUAE(アラブ首長国連邦)のパビリオンについて、見どころに加えてレストランで提供されているメニューもご紹介します!
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巨大なナツメヤシの柱がお出迎えショップ&レストランも充実!現地ならではの味わいを堪能♡
巨大なナツメヤシの柱がお出迎え
UAEのパビリオンは敷地面積3650㎡と、数ある海外パビリオンの中でも有数のサイズ。ガラス張りの建物の中に入ってまず最初に目を引くのが、テーマである「大地から天空へ」を具現化したようなナツメヤシの柱。圧倒的なスケール感は必見です。
館内には国家のルーツから宇宙探査、医療・健康などの展示が行われています。こちらは太陽エネルギーに関するもの。
こちらのモニターでは、現代のUAEに生きる人々のドキュメンタリー映像が流されています。
「医療・健康分野の貢献者たち」のエリアでは、各分野の貢献者たちのフィギュアが置かれ、横のボタンを押すとその物語を見ることができる展示も。
ショップ&レストランも充実!
パビリオン内にはレストランやグッズを販売するショップもオープン。ショップでは、Tシャツやトートバッグなどに加え、UAEのクリエイターのアイテムや70年万博の記念品からインスピレーションを受けたグッズなどがそろっています。
レストランがこちら。レストラン内にもナツメヤシの柱がそびえています。
今回は「マッチブース・サマク」をチョイスしました。
スタッフの方に聞いたところ、魚はキングフィッシュとのこと。身離れのいい白身魚です。
マッチブースはスパイスを使った炊き込みご飯で、ほんのり利いたスパイスで食べやすい仕上がり。トッピングされたひよこ豆が食感のアクセントになっています。
サラダにはトマトとデーツ、そしてチャミチーズが使われていたほか、もち麦も入っていました。ほかにも丸いパンのようなものはカミールと呼ばれるもので、しっかりした生地で食べ応えあり。ライスの横のオレンジ色のものは「サゴ」という名前でタピオカのような食感のデザートでした。
現地ならではの味わいを堪能♡
この日、ドリンクは6種から選べました。オーダーしたのはオススメと聞いた「ラフシュとラクダミルク」です。
メニューによると、ヘルシーなラクダのミルクに、アラブの伝統的デザート「ラフシュ」とローストピスタチオをトッピングしているとのこと。ミルクはあっさりとした味わいで、綿菓子のようなラフシュと合わせて、さっぱりといただけました。
\from Writer/
自然と人、科学に関する展示などをバランスよく見ることのできたUAEパビリオン。ナツメヤシの柱が立ち並ぶ様は一見の価値ありです。そして、レストランで食べられるメニューは、ほかではなかなか味わえないレアなものもたくさん。ほかのメニューも試したくなるおいしさが印象的でした。普段触れる機会の少ないUAEの文化や食。ぜひこの機会に体験してみてください!
EXPO 2025 大阪・関西万博
開催期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)184日間
開場時間:9:00〜22:00
開催場所:大阪・夢洲(ゆめしま)
交通:Osaka Metro中央線「夢洲駅」すぐ
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真・文/國友敬