【西武】髙橋光成投手「髙橋光成のこうなる獅かない!」 休養した松井稼頭央監督への想いを語る
6月3日放送の『かわのをとや スポーツの巣』(毎週月曜日17:45~18:30)では、埼玉西武ライオンズの髙橋光成投手の1人喋りコーナー「髙橋光成のこうなる獅かない!」を放送した。今回は、休養した松井稼頭央監督への想いについて訊いた。
はじめに
今回は、松井稼頭央監督の休養が決まってから最初の収録です。大事なことなので、番組スタッフからの質問に沿って答えていきたいと思います。
番組スタッフからの質問
-松井稼頭央監督の休養を聞いた時、髙橋光成さんはどんな気持ちになりましたか?
僕自身その日は休みだったんですけど、用事があって群馬に帰っていた時、僕はスマホを持っていなかったので、奥さんから「松井監督が休養になったよ」と伝えられて知り、僕は「噓でしょ」と言い返したのですが、記事を見てみなさんと同じ反応というか本当にびっくりしました。休養発表後はお会いすることができていないのですが、僕自身も悔しいというか、チームを勝たせなきゃいけない投手であるべきなのに結果を出せていないのはすごくもどかしいですし、申し訳ない気持ちもありました。
-松井稼頭央監督は髙橋光成さんにとってどんな監督ですか?
松井監督は選手に寄り添ってくれる監督ですね。優しい言葉をかけてくれたりだとか、前々回(5月24日、対オリックス7回戦)の登板後、自分自身でも感情が抑えきれない場面もあったのですが、その時に「光成の気持ちがズレたらダメだよ。気持ちは分かるけど、しっかり試合に入ってほしい」とアドバイスをいただいたりとか、本当に選手を1番に思っている監督ですね。結果で答えたかったなと今も思っています。
ー5月31日の巨人戦は、いろんな思いが重なったマウンドだったと思います。改めて振り返ってください。
自分自身でもいい投球ができていないのが続いていて、苦しいなという気持ちもあるんですけど、ズルズルいっても仕方がないですし、そこは前を向いてやるしかないなと思います。相手に向かっていく姿勢だったりとか、もっと自分を信じて投げていったら変わっていくんじゃないかなと思います。
-巨人戦のあと、髙橋光成さんは「マウンド上でアジャストすることができなかった」とおっしゃっていました。具体的にどんな部分をアジャストしたかったかを教えてください。
やっぱり相手打線の2巡目ですね。打者もミーティングなどをして打ち方を変えてくるわけで、そこで僕自身がもうひとつ違う球種を選択できたりだとか、連打された時に間を外したり、長く持ってから投げたりだとか、そういう投球のうまさができたらまた変わっていったんじゃないかなと思います。自分自身の流れが悪いので、チームにすごく迷惑をかけていますし、僕自身が変わったらチームはもっと勢いづくと思うので、ライオンズファンのみなさんには本当にお待たせしている形になってしまうんですけど、前を向いて次の試合に向けてやっていきたいと思います。苦しい時期が続いていますが、たくさんのファンのみなさんが球場に来てくださり、大声で応援してくれて僕自身も熱くなるものがあります。声援に1日でも早く応えられるように頑張っていきますので、これからも応援をよろしくお願いします。