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神戸空港の『国際チャーター便』に「10社以上」が就航を希望してるみたい。韓国・台湾・中国などアジアが中心

神戸ジャーナル

画像:いずれも神戸市サイトより

いよいよ2025年4月に解禁される「神戸空港」の国際チャーター便。すでに韓国・ベトナム・台湾便の就航が予定されていますが、アジアを中心に「10社以上」が就航を希望しているそうです。

2024年12月時点の第2ターミナルビル

神戸空港では「国際チャーター便」の運用開始と国内線の発着枠拡大に向けて、空港基本施設の拡張や「第2ターミナルビル」の整備など、空港の機能強化が進められています。

第2ターミナルビルがオープンし、国際チャーター便の運航が始まるのは2025年4月18日(金)です。

航空会社路線時期運航頻度使用機材韓国
大韓航空神戸⇔ソウル(仁川)2025年春~毎日A321neo
または同等機材ベトナム
ベトジェットエア神戸⇒ダナン
ホーチミン(タンソンニャット)⇒神戸2025年4月30日(水)
~5月4日(日)ーA320台湾
スターラックス航空神戸⇔台北(桃園)
神戸⇔台中2025年4月~台北:毎週3便
台中:毎日A321neo

現時点での国際チャーター便は、大韓航空の「神戸⇔ソウル(仁川)便」、ベトジェットエアの「神戸→ダナン便」「ホーチミン(タンソンニャット)→神戸便」、スターラックス航空の「神戸⇔台北(桃園)」「神戸⇔台中便」が就航予定です。

報道によると、上記以外にも、韓国・台湾・中国・モンゴルなどアジアの航空会社10社以上が就航を希望しているんだそう。

就航についての神戸市との協議は「申し込みの先着順」で進められているみたい。

中国の大手航空会社は、中国の主要都市との間で複数路線を計画。韓国でも複数の航空会社が就航を希望しているそうで、LCCのジンエアーは「ソウル線」を申請し、別のLCCは「釜山線」を計画しているのだとか。

ただ、第2ターミナルの容量や税関・出入国管理・検疫などの制約から、すべての航空会社の希望を受け入れるのは難しそうです。

複数の航空関係者の話によれば、第2ターミナルのカウンター数や、標準的な運用時間などを踏まえると1日8往復程度が上限とみられています。

神戸空港の国際チャーター便に興味を持つ海外航空会社によると、神戸空港は三宮や大阪へのアクセスが良く、交通利便性を評価しているみたい。これまで関西空港を利用していた兵庫・大阪・京都の人の利用が見込めるほか、兵庫県には名門を含めてゴルフ場が多く、ゴルフが盛んな釜山から多くの人が訪れると見ているんだそうです。

神戸発着で国内線を運航する「スカイマーク」も、国際便を検討する意向があることを明らかにしています。

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