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『ヴェノム:ザ・ラストダンス』最凶ヴィラン、ヌル降臨 ─ 原作者が反応「映画に出るとは知らなかった」

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ソニー・ピクチャーズ『ヴェノム』シリーズ最終作『ヴェノム:ザ・ラストダンス』ファイナル予告編では、物語のヴィランがヌルであることが明らかになった。コミックでこの人気ヴィランを手がけたクリエイターが、予告編でのヌルに反応している。

— Ryan "x-men man" $tegman (@RyanStegman)

ヌルはコミックで2018年の『Venom #3』で初登場を果たした、比較的新しいヴィラン。シンビオートの創造主である、闇の原初の神だ。初のシンビオートで剣を鋳造してセレスティアルを殺害し、光と闇の戦争を仕掛けるが、ゴア(映画『ソー:ラブ&サンダー』でクリスチャン・ベールが演じたヴィラン)に倒され、剣を奪われる。その後シンビオートの軍隊を指揮するが、ソーによってシンビオートとの繋がりを絶たれ、人工世界に埋められてしまう。やがて解放されてしまったヌルは地球に襲来し、ヒーローたちと対面している。

今、マーベル・ユニバースで最も危険な存在の一人であるヌルを手掛けたのは、ライターのダニー・ケイツとイラストレーターのライアン・ステグマン。ステグマンは『ヴェノム:ザ・ラストダンス』で自らが産んだヌルが登場しているとは知らなかった様子だ。ファイナル予告編が公開された後、で次のように反応している。

「僕はヌルを共同で製作しました。彼が『ヴェノム:ザ・ラストダンス』に登場するとは、今日まで知りませんでした。ついに家の周りに流れるプールが作れるようになれるかもしれないな。」

どうやらステグマン、ヌルが映画に採用されることで臨時ボーナスが入ることを期待しているようだ。「自分の創造物が映画に出ることにどんな気持ち?」と尋ねられると、「楽しみ」と好意的にした。

ファイナル予告編ではヌルの象徴的な白い肌と長い髪が確認できるが、誰が演じているのかは不明だ。『ヴェノム』シリーズの最終章に、これまでとはレベル違いの脅威をもたらすヴィランは一体誰が演じているのか?極めて秘密裏に進行していたと思われるキャスティング情報にも注目したい。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、これまで明かされてこなかったシンビオートの秘密がついに語られることになりそうだ。過去2作でも危険な敵と戦ってきたエディとヴェノムだが、「今回はヤバい」という身の入りよう。この戦いには犠牲が求められるというが、果たして“俺たち”の最終章、何が待ち受けているのか?

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は2024年10月25日(金)26日(土)27日(日)先行上映(※一部ラージフォーマットにて。詳細は後日発表)。11月1日(金)全国公開。

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