鳥取弁!意味が難しい「鳥取の方言」ランキング
今回はウェブアンケートにて総勢8,563名に調査した<鳥取弁!意味が難しい「鳥取の方言」ランキング>を発表します。鳥取弁は大まかに鳥取市のある東部、倉吉市のある中部、米子市・境港市などのある西部で使う言葉が変わります。また、地域や年代によって使う方言が違うことも。「さんだがない机」ってどんな机?気になる方はさっそくランキングをチェック!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【鳥取弁!意味が難しい「鳥取の方言」ランキング】
第1位 たばこ(主に農作業中の休憩。たばこを吸うわけではない)(956票)
第2位 さんだがない(手が付けられない、すごく散らかっている)(763票)
第3位 かっさま(本当に、なんとまあ)(709票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,563名/調査日:2025年4月16日
喫煙者じゃなくても使います!1位は「たばこ」!
<投票者のコメント>
「え、タバコ以外考えられない」
「タバコを吸う訳でもないのに どうして?」
「たばこ吸わない人でも、休憩することを『一服する』と言うこともあるので、おそらくこれもその類かと」
喫煙者ではないのに「たばこしよ」と言われたらちょっとびっくりしてしまいますね。鳥取県の方言では「たばこ」は「主に農作業中の休憩」のことを言います。島根県や岩手県などでも使われてる方言です。「作業を中断して休む」ことが主になるので、その休憩中にたばこを吸う人もいるとは思いますが、たばこを吸うことに限ったわけではなく、ただ休む、飲み物を飲む、食べ物を何かつまむなどそれぞれが思い思いに過ごす休憩、それが「たばこ」です!
“さんだ”を探しているわけではありません!2位は「さんだがない」!
<投票者のコメント>
「鳥取の方言って今まで聞いたことないなあ」
「『しかたない』って感じがする」
「さんだがない…よんは?」
鳥取県には、「手が付けられない、すごく散らかっている」ことをあらわす方言「さんだがない」があります。「衣替えをしたら部屋がさんだがないことになった(衣替えをしたら手が付けられないほど散らかってしまった)」といった使い方をします。鳥取県出身の友人を部屋に招いて「さんだがない…」と言われないように、いつも部屋は綺麗にしておきたいものですね!
お母さんを呼ぶ時ではなく驚いた時に使います!3位は「かっさま」!
<投票者のコメント>
「方言だけ聞くとなんのことか全く想像つかない」
「おかあさん!みたいなことかと。方言なんだ~」
「偉い人でも来たのかと思います」
「かっさま」は、「本当に?!」や「なんとまあ」などといった言葉と同じように、驚いた時や、驚きあきれた時などに使う方言です。若い年代の人が「マジで?」を使う場面などで「かっさま!」と言います。鳥取県の中でも、倉吉市などの中部で主に使われています。「お母さん」の方言かと思った方も多いかもしれませんが、鳥取県の方言で「お母さん」は「おかやん」です!