【イヤホン】NTTの独自技術で耳の穴を塞がない快適な着け心地なのに音漏れはカット!ヌームの新作イヤホン2型を体験してきた
新しいデザインや機能が盛り込まれ、ワクワクするような仕上がりの「耳スピ」最新作。NTTグループの音響ブランドが手がけるオープンイヤー型イヤホンで、ファッション要素強めながら音質・実力は抜群です。オシャレかつ新鮮で、自分で使うだけでなく誰かにプレゼントしたくなる。そんな製品の魅力を発表会からお届けします!
クリア&高品質なサウンドを楽しめる設計
nwm(ヌーム)はNTTグループ初の音響ブランドです。オープンイヤー型デバイス「耳スピーカー」として、2022年から有線や完全ワイヤレス等のアイテムを展開し「長時間装着で耳が疲れる」「周囲の音が聞こえにくくて危ない」「耳がふさがれてて会話ができない」など、イヤホンが持つ問題点を解消してきました。
2024年7月18日に発売した『nwm ONE』オープンイヤー型 オーバーヘッド 耳スピーカー
2024冬には、新型の完全ワイヤレスタイプ『nwm DOTS(ヌーム ドッツ)』、有線タイプ『nwm WIRED(ヌーム ワイヤード)』をリリース。いずれも新開発のドライバー搭載で、旧製品より低中音域の厚みが増すなど、音圧・音質が大幅に向上しました。具体的には、ベース音やドラム音などがクリアになり、音楽が映画など迫力のあるコンテンツがより楽しめるようになっています。
新作『nwm DOTS』オープンイヤー型 完全ワイヤレス 耳スピーカー
耳への負担が少ない軽い付け心地
発表会で新製品を実際に試してみました。両製品とも耳にかけるように装着するのですが、これがものすごく軽い付け心地です。重さはヌーム ドッツが片耳約8g、ヌーム ワイヤードは両耳で7.2g(コード含まず)で、つけてることを忘れるくらいの快適さ。普段使っているイヤホン(耳の穴にギュッと入れるワイヤレス)より、耳への負担が少ないことが実感できます。
デザインも秀逸。ヌーム ドッツはモード系のおしゃれさんに喜ばれそう。
音楽に浸っているときもスッと会話が入ってくるという不思議な感覚
音もかなり良くて、オープンイヤーながらしっかりパワフル。耳元で音がジュワッと広がり、物足りなさは全然感じず音楽にたっぷり浸れます。それでいて、誰かに話しかけられるとスッと会話ができてしまうから不思議。感覚的には、BGMの流れている空間で会話をしているみたいです。
オープンイヤーは電車で音漏れが気になる!?
音漏れが少ないのも耳スピの優れているところで、これはNTT独自の「PSZ技術」によるもの。ある音波に逆位相の波形を重ねると音が消えるという原理を応用し、耳元に音を閉じ込めた空間を作ることで周囲への音漏れを抑えているのです。「元気玉」じゃないけど、「音玉」みたいなのを作ってくれてるのかな?なんて、勝手にイメージしました。
公式サイトより。音を閉じ込め、音漏れを最小限に抑える「PSZ技術」
ケースもシンプルでコンパクト
NTTの長年の研究から生まれた音の届け方
またワイヤレスタイプのヌーム ドッツは、NTTの長年の電話音声研究から生まれた「Magic Focus Voice」という特許技術も搭載しています。周囲の音をカットしてクリアな声を届けられるので、にぎやかな場所からの通話やオンライン会議でも、相手にストレスを与えにくいのが大きなポイント。プライベートだけでなくビジネスシーンでもしっかり活用できそうです。なお、この2つの技術を搭載しているのは、イヤホンタイプの耳スピではヌーム ドッツが初とのこと。
公式サイトより。必要な音だけ、クリアに取り出す「Magic Focus Voice」
ワイヤレスよりもやっぱり有線派!という方はこちら
新作『nwm WIRED (3.5mm)』オープンイヤー型 有線 耳スピーカー
有線タイプのヌーム ワイヤードの魅力は、なんと言ってもコスパが良いことです。「Magic Focus Voice」はありませんが「PSZ技術」はしっかり搭載しており、5000円以下というお手頃価格で「音玉」が手に(耳に?)できます。有線だからバッテリー切れや遅延の心配がなく、ゲームでの使用も安心。挿すだけで使えて難しい設定や操作がいらないので、お子さんや年配の方にも親しみやすいのではないでしょうか。カラバリが豊富なのも嬉しいところです。
耳を塞がず音楽を楽しむオープンイヤー型耳スピーカー
耳を塞いだり装着に負担を感じたりすることで、イヤホンに不安や抵抗がある人も少なくありません。耳スピは、そんな人でも無理なくナチュラルに使える点が良いなと思いました。日常と共存できるイヤホンを探している人は、ぜひチェックしてくださいね。