【検証】Anker(アンカー)のBluetoothイヤホン「1万2990円」と「4499円」はどれほど音が違うのか? 聞き比べたらビックリしたーーー!
正直に申し上げて、私は「音」もとい「音質」にこだわりが無い人間だ。こだわりが無いと言うとカッコつけすぎで、正確には「音の違いがよくわからない人間」と言った方が正確であろう。
なので、かねてからイヤホンは「安いやつで十分」と思い定めて生きているのだが、手元に「高いイヤホン」と「安いイヤホン」がある。うーむ、果たして私でもわかるくらい音質は違うものなのだろうか?
・アンカーの安いやつ
ここ数年、私が使用しているのはアンカー(Anker)の『Soundcore Life P2 Mini』というBluetoothイヤホン。公式サイトによると定価は4499円だが、Amazonで3500円くらいで購入したと記憶している。
平たく言うと「アンカーで最も安いBluetoothイヤホン」なのだが、音質に不満を感じたことは1度も無い。私の耳がその程度である上、しょっちゅう紛失することを思えば「逆にこれ以外ない」とさえ考えている。
※ ちなみに「三代目 J Soul Brothers」ならぬ「三台目 Soundcore Life P2 Mini」です。
・価格差約3倍
ところがどっこい、当サイトの亀沢によると、高いBluetoothイヤホンは「音が全ッ然違う」らしい。実は亀沢もアンカーの最安Bluetoothイヤホンを使用していたのだが「2025年のアンカー福袋」に高いイヤホンが入っていたそうだ。
そのイヤホンとは『Soundcore Liberty 4 NC』というシリーズで、定価は12990円。最安の『Soundcore Life P2 Mini』より、ざっくり3倍ほど高い計算だ。いや、割引きを考えればそれ以上かもしれない。
そもそも音質にこだわりはないが、価格差3倍近くも違う「同じメーカー」の「同じBluetoothイヤホン」ならば違いもわかる……ハズ。というわけで、聞き比べをしてみることにした。
・ウソ?
で、まずは普段使っている安いイヤホンで『夢をかなえてドラえもん』を聞いてみると、ただただいつも通り。特にこれと言って欠点は見当たらず「まあこんなもんだよな」と感じた次第だ。
お次に高いイヤホンで『夢をかなえてドラえもん』を聞いてみたところ……ウソ?
全ッ然ちげぇぇぇえええええ!!!!!
冒頭のピアノのイントロの部分は「同じじゃね?」と感じたが、その後は本当に違う! 具体的に言うとベース(?)的な音のズンズンズンズンという音圧がマジで全然違うのだ!!
・ビビるほど違う
1度高いイヤホンを経験してしまうと、確かに安い音は迫力に欠けるし、音がチープな気がしなくもない。特に耳に集中した際は「こんなに違うのか……!」と驚かざるを得なかった。
わかりやすく言うと「ホームランバーとハーゲンダッツくらい違う」と言えば伝わるだろうか? どちらにも良さはあるが、重さに関しては高いイヤホンが圧倒的に上だった。
とはいえ、私は通勤の際に使用するくらいなので『Soundcore Life P2 Mini』を買い替えるつもりは今のところない。ただ部屋なのでじっくり音楽を聴くならば、高いイヤホンの方がいいのだろう。
結果的に同じアンカーのBluetoothイヤホンでも「高いのと安いのは全然違った」となる。私自身が1番驚いているが、音質にこだわりが無い人間でも1発でわかるくらいの差はあった。
参考リンク:Anker「Soundcore Liberty 4 NC」、Amazon
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.