横浜美術大学松永さん 警察署の看板をデザイン 掲示期間は1年
青葉警察署(鎌田純署長)の入口前に設置されている交通安全を呼び掛ける大型看板がこのほどリニューアルされた。
以前は同署の署員が描いていた時期もあった同看板。2014年からは管内にある横浜美術大学の学生に制作を依頼している。また、看板には区内での交通事故状況などに即した交通安全標語と、それに合わせて干支にちなんだイラストが描かれている。今年選ばれた標語は、神奈川県・佐久間陸さんによる「青だけど自分の目で見てたしかめて」。
4月30日には同署で、看板のデザインを手掛けた同大学の松永莉奈さん(4年)に感謝状が贈呈された。贈呈式には鎌田署長、青葉交通安全協会の倉本澄夫会長、青葉安全運転管理者会の飯田敬会長など警察関係者らが出席した。
松永さんは「4つくらいアイデアを出して、そのうちの1つを選んだ。デザインに関しては子どもにも馴染みがでるように作りました」と話した。鎌田署長は「看板を見て、交通安全を意識してもらうことで、交通事故が一件でも減ってくれれば」と述べた。掲示期間は約1年間。