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グッズ販売し運営費に 動物保護団体「わんらぶ」 伊賀市

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手作りの小物を紹介する橋本さんと保護犬の「雅」=伊賀市服部町で

 小さくても大きくても、命の重さは同じだから――。三重県伊賀市を拠点に活動する動物保護団体「わんらぶ」は、イベントで啓発を行い、動物モチーフのグッズを販売している。

 代表の橋本慶志子さん(23)は、中学生だった2015年、母の動物保護活動に共感し、2人で同団体を設立。現在は福祉関係の仕事の傍ら、自宅で犬やウサギ、亀など計28匹の世話をしている。

 飼い主が高齢で世話ができなくなったり、避妊・去勢手術をせずに増えてしまったりと、さまざまな理由で行き場がなくなった動物を受け入れ、食事や通院のケア、家庭になじむトレーニングなどで新しい飼い主に命をつなぎ、その後も見守り続けているという。

 治療費や食事代がかさむため、一昨年からは橋本さん自身が、レジンを使ったヘアゴムやストラップ、缶バッジなどの小物を作ってイベントなどで販売し、運営費の足しにしている。活動をともにするメンバーは、動物モチーフの編みぐるみなども作っている。

 同団体はインスタグラム(@animalrescuenelove)でも活動を紹介。4月7日には同市ゆめが丘1のプラント伊賀店で開かれる「いがコミ!」にブースを出展予定で、橋本さんは「動物を家族に迎える際、保護された動物を迎えるという選択肢もある。ぜひ立ち寄って」と話していた。

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