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【横浜市栄区】学びの多様化学校 森学園が庄戸に2026年1月開校 小中一貫「横浜きりん学園」

タウンニュース

各教室を案内する森理事長(中央)

栄区内で幼保連携型認定こども園などを運営する学校法人森学園(森美佐子理事長)はこのほど、庄戸に小中一貫の学びの多様化学校(※)「横浜きりん学園」を来年1月に開校することを発表した。16日、同学園で教育関係者らを招いた学校説明会が行われた。

不登校の受け皿に

横浜きりん学園は閉校した旧・市立庄戸中学校跡地を利用し2026年に開校する。同学園は文部科学省指定の学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)であり、小中一貫9年間の「義務教育学校」として、普通学校が定める基準と同じ授業時間を確保している。

横浜市内や神奈川県内にも多様化学校は設置されているが、小中一貫で学べるのは同学園が県内で初となる。不登校児童生徒は増加傾向にあり、登校ができない、難しい子どもの受け皿となることが期待される。

16日に実施された学校説明会と内覧会には、市内学校関係者や市教育員会職員、不登校支援グループなど約20人が参加。校長を務める森理事長が、カリキュラムと学習環境の紹介、教室案内などを行った。

総合的な学習の時間を充実させ、学びの土台として校内の「食育菜園」での活動を重視し、教科横断型の探求学習に力を入れて取り組むことが発表された。また、小・中の6・3制ではなく、一貫校の特色を生かし4・3・2制で学びを深めていく。森理事長は「菜園での『玉ねぎ』の栽培一つで、理科の要素やレポートをまとめる国語の要素、生産地を学ぶ社会の要素などさまざまな学びがある。教育課程を柔軟に工夫できるのは強み」と説明した。

同学園では前期課程(1〜6年生)6学級235人、後期課程(7〜9年生)6学級120人の受け入れが可能だが、次年度4月時点で35人程度の人数を想定している。現在、保護者向けのオンライン説明会などを実施中。ホームページ等で確認が可能。

旧庄戸中跡地を利用

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