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コーヒー豆を使わないサステナブルなエスプレッソ粉「ATOMO COFFEE」が日本初上陸

ELEMINIST

コーヒー豆を使わず農業製品をアップサイクルさせた米国発の本格サステナブルエスプレッソ粉「ATOMO COFFEE」が、8月27日に『ash zero waste cafe & bar(æ)』より発売された。日本で提供・販売されるのはこれが初となる。

世界初の豆を使わないコーヒー「ATOMO COFFEE」が日本初上陸

2023年10月に、アメリカ・シアトルで開発された「ATOMO COFFEE(アトモコーヒー)」は、コーヒー豆を使わず農業製品をアップサイクルしてつくられた、まったく新しいコーヒー・フレーバー飲料だ。

2024年4月にシアトルに焙煎所をオープンにしたが、8月27日より、日本での販売・提供もスタートした。

「2050年コーヒー問題」に向けサステナブルな選択肢を提供するサステナブルな“エスプレッソ粉”

「ATOMO COFFEE」開発の背景には、気候変動により2050年までにコーヒー栽培地域が激減する「2050年コーヒー問題」がある。アップサイクルされた原料やスーパーフードを活用することで、コーヒー豆を消費しない選択肢を提供し、サステナブルな食品システムの発展に貢献するねらいだ。

実際「ATOMO COFFEE」は、従来のコーヒー栽培に比べ、二酸化炭素排出量を83%削減し、土地利用も70%削減できるという。

「ATOMO COFFEE」に使われているのは、“リバースエンジニアリング”という手法だ。

コーヒー豆の分子を徹底的に分析、デーツの種子をはじめとする通常は廃棄される材料をアップサイクルし、レモンやグアバなどの植物由来成分と組み合わせることで、コーヒーの分子構造を再現したエスプレッソ粉を実現している。見た目、味わいともに限りなく本物のコーヒーに近い。

8月より『ash zero waste cafe & bar(æ)』で「ATOMO COFFEE」の提供・販売がスタート

「ATOMO COFFEE」日本初上陸の地として選ばれたのは、東京・明治神宮前に位置するカフェ&バー『ash zero waste cafe & bar(æ)』だ。

同店はゼロウェイスト(廃棄物ゼロ)をコンセプトとししており、メニューや食器、内装やオペレーションにいたるまで、あらゆる側面からゼロウェイストが意識されている。農業廃棄物をアップサイクルした「ATOMO COFFEE」も、そのコンセプトと呼応する。

店内では「ATOMOエスプレッソ」(530円/税抜)、「ATOMOマキアート」(630円/税抜き)、「ATOMOラテ(ホット・アイス)」(670円/税抜き)が注文できるほか、店頭でエスプレッソ粉も購入できる。

ash zero waste cafe & bar(æ)

住所:東京都渋谷区神南1-5-2 川村ビル1F
営業時間:10:00~23:00 ※完全キャッシュレス会計
定休日:火曜日
Instagram:https://www.instagram.com/ash_jinnan/

お問い合わせ先/ATOMO COFFEE INC.
https://www.atomocoffee.com/ja

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