西武ドラフト3位・狩生聖真「佐伯市に勇気や感動を」、5位・篠原響「夢見ていた舞台」
両投手に指名あいさつ
西武から今秋ドラフトで3位指名された佐伯鶴城高・狩生聖真投手(17)と5位指名された福井工大福井高・篠原響投手(18)が30日、指名あいさつを受けた。
狩生は身長186センチ、体重72キロのスラリとした体躯から最速150キロのストレートを投げ込む本格派右腕。今夏は大分大会準々決勝で大分に敗れ、甲子園出場はならなかったが、その素質は高く評価されている。
「これから埼玉西武ライオンズで野球をしていく準備として、自分の足りない部分の体力面などをしっかりと鍛えていきたいと思います。指名された時はまだ実感が湧かなかったのですが、周りの方々からお声をかけていただく中で少しずつ実感が出てきています。本当に、自分の事をここまで評価していただいて、素直にうれしい気持ちと期待に応えられるように頑張りたいという気持ちになりました」と初々しい表情。
「西口監督は投手として活躍された方で、いろいろな部分を勉強できると思うので多くのことを学んで自分のピッチングに繋げていきたいと思います。小学生の頃から佐伯市で育ってきて、多くの方に支えられてきたので、自分が活躍して佐伯市に勇気や感動を与えられるような選手になりたいです」と意気込みを語った。
最速148キロ右腕・篠原は今春の福井大会決勝で敦賀気比を相手に6安打完投勝利を収め、県大会通算36.1回で46奪三振をマーク。夏は優勝した北陸に敗れベスト8で敗退した。
「これまでたくさんの試合を見て、投げっぷりに惚れたと言っていただきました。長い冬を越えて、出せる力をすべて出し切った試合ばかりだったので、とてもうれしかったです。プロの世界で通用するか不安はありますが、夢見ていた舞台なので、頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。
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記事:SPAIA編集部