荻野目洋子さん『虫のその生き方が好き』
海と緑に囲まれた癒しのリゾートホテルの優雅なリラックス空間で、素敵な景色と音楽を楽しみながら、幅広いジャンルのお客様を迎え、さまざまな話題でトークする番組。
今月のゲストは、歌手の荻野目洋子さん。
最上階10階にある 『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で
東京湾を眺めながら、お話伺います。
今週は、荻野目さんのプライベートをさらに掘り下げていきます!
まだ、気付かれていない…!
荻野目さんの直近プライベートニュース1つ目は“髪型”について。
長年ショートヘアで活動してきた荻野目さん“やっていないショート”を考えた時、デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドさんを思い浮かべたそう。
荻野目:後ろに長い三つ編みをされていて、グレイヘアで何か奇抜な洋服を着られてても、頭がチャーミングで素敵だったなと思って、、、やってみようかなと
要:襟足が長いですね!
荻野目:正面はショートカット風、後ろは長いっていうのを目指してます!
そして2つ目の直近プライベートニュースも、おしゃれにまつわるお話。
通っている美容院やネイルサロンは、インスタなどで自分で探して選んでいるそう!
そして、この美容院、ネイルサロン共に『荻野目洋子である』ということが、知られていないとのこと…!
近藤:知っているけど言わないというマナーなんじゃないですか…?
荻野目:そういうのも、あるじゃないですか!でも、どうも会話をしていると、これわかってないな?と(笑)
要:仕事の話とかされないですか?
荻野目:具体的にはまだ出ていなくて…いるもオシャレですね~みたいな感じで。後ろだけ髪伸ばしたいんですけど…っていったら珍しいパターンっすね!ってわかってたら、あんまりそんな風に返してこないじゃないですか、、
要:うんうん
荻野目:今のところ会話が成立しているんですけど、そのうちごまかしきれなかったら、、、普通にわたしは実は…って言うんですけど、それはいつなのか…!(笑)
近藤:それまでは、特に打ち明ける予定は(笑)
荻野目:打ち明ける予定は無くて、隠してるつもりもないんですけど、、、面白い感じを楽しんでいます(笑)
収録の日もネイルサロンに行ってフットネイルをしてきたそうですが…
荻野目:ちょっとだけダンスの話が出てきて…これは!ついに来たか⁉と思いましたが、話がそれていって、まだバレてない(笑)
要:いや~びっくりするでしょうね~!
近藤:私が今までネイルしていた方、荻野目さんだったの⁉
要:ダンシングヒーローだったんだ…!って(笑)
荻野目・近藤あはははは
虫のその生き方が好き。
続いて3つ目の直近プライベートニュースは『昨年、自主制作アルバム「Bug in a Dress」をリリースしたこと』。
荻野目さんが全曲、作詞作曲を担当しています!
要:『Bug in a Dress』、本当に虫が好きなんですね!
荻野目:そうなんです、ドレスを着た虫だったら、みんな怖がらないかな~って、、
要:いや、余計怖いですよ(笑)虫飛んできて、ドレス着てる~!どこでとってきたんだ!って(笑)
荻野目:ええ~!(笑)いやでも、なんだか偏見じゃないかな、、、って。この前SNSで『電車の中にこんなに大きな蛾が居た!恐ろしかった!』というような投稿があって。でも結果的にそれって蝶で、すごい綺麗な虫だったんですけど、やっぱり嫌な人は嫌だっていうね。でも虫って綺麗だなと思うんですけどね~私は、、、
荻野目さんは、虫のビジュアル、そしてその生き方も好きだそう。虫の“命の儚”さも好きだそう。『儚い命の中で、一生懸命に生きる姿にロマンを感じる』とおっしゃっていました。
また、アルバムジャケットも荻野目さんが手がけています。
幼い頃から絵を描くことが好きだったそうで、ライブグッズなども自分でデザインされています!
要:独学ですか!
荻野目:そうなんです『Bug in a Dress』の襟のところにいるのが、ピンクの蛾なんです。例えばファッションデザイナーの方も、虫から影響を受けている方いっぱいいると思うんですけど…例えば蜂の形のブローチとか
近藤:確かに!ピアスとかで蜂があったり!
荻野目:かなりそのデザイン、色合い、羽根の形とか、かなりインスパイアを受けていると思うんです。私もそういうところがすごい好きですし、アートとして捉えてしまう。気持ち悪いというよりは面白いなって思っちゃうんです。
要:なるほど…!
荻野目:だからといって、虫を飼いたいとか、標本を作りたいとかは無くて、むしろその生きているフィールドの中で探す・観察するのが好きなんです。
荻野目さん、YouTubeチャンネルでも虫愛を語っています!
是非、ご覧になってみてください!
『正直、未知の世界なんですよ』
荻野目さん実は子育てを始めた時に、音楽は自分の中でやり尽したような感覚があり、もう音楽は良いかなと思っていたそう。ですが、旦那様に背中を押されもう一度音楽の世界に戻ってきました。
荻野目:もともと音楽をやっていたんだから、やらないのは勿体ないよって背中を押されて。なので、トレーニングを40代から再開して、またゼロからやり直しました。
要:ゼロから…!
荻野目:もうデビュー前に通っていた腹式トレーニングの先生の門をたたいて、もう一回やります!と言ったら、“完全に主婦の身体になってるな”って言われたんです。やっぱりな~って思って。
要:うんうん
荻野目:鼻歌とかは歌えますけど、ライブで歌うとなったら、特にダンシングヒーローみたいなダンスナンバーは全然歌えないので…ゼロからやり直したのが40代でしたね。
現在55歳の荻野目さん。このさきどんな50代を過ごしていきたいか、伺いました!
荻野目:もう正直、未知の世界なんですよ歌って踊るっていうことは自分でも想像し得なかったし…。先輩でも最近だと、山本リンダさんとか歌って踊ってらっしゃる大先輩がいますが…、とにかく各々で体力も違うし、やっぱり自分との戦いだと思うので!無理なく自分らしいライブができればなっていうのが目下の目標です。
要:今回のバンド型のライブというのが、新しいチャレンジですかね?
荻野目:そうですね、しばらくアコースティックでお届けしていた時もあったのですが、やっぱり私は音楽全体が好きなので…バンドの方がもうなんかより盛り上がるし、ミュージシャンのソロ演奏だけでもライブに行った時、楽しくないですか??
要:楽しいです!
荻野目:その人の歌だけじゃなくて、その場全部の雰囲気を楽しむのが、ライブだと思ってるので、やっぱそれを皆さんにお届けできたらなっていうのもあります。
またライブでは、衣装や曲順を自分で考えているそう!それがとても楽しいとおっしゃっていました。
荻野目さんの人生の要とは。
そして最後に、番組恒例の質問”人生の要”になっている、モノやコト」について伺いました。
荻野目:これはシンプルなんですけど『流れに逆らわず、来た波に対しては、泳げる体力をつけていたい。』
要:深い‼
近藤:常に準備は万端で待っているってことですよね?
荻野目:100%ってことでは、無いと思うんですけど…やれることはやっておくっていう感じですかね。
要:うんうん
荻野目:でも普段の生活でも当てはまるじゃないですか、例えば自然災害があった時にも、瞬間的にどう動いたらよいかって。母親になってすごく考えるようになりましたし、何か体力あれば、パパッと動けるかもしれないし…ていう。もう本当にシンプルなとこで動いてます!(笑)
4週間にわたって、歌手・荻野目さんにお話をうかがいました!
素敵なお話、ありがとうございました!
(TBSラジオ『要 潤のMagic Hour』より抜粋)