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節分行事は地域によって違う!?園や学校だけでなく自宅でも楽しむ家庭が6割に <ママのリアル調査>

ママスタセレクト

春を告げる立春の前日は「節分」にあたります。2024年の節分は2月3日でした。園や学校、またはご家庭で「節分行事」楽しんだお子さんも多いのではないでしょうか。そこで今回ママスタセレクトでは「節分はおうちで何かしましたか?」というアンケートを実施しました。回答は「した」「していない」の2択。はたしてママたちの回答は……?

約6割の家庭が節分行事を「した」と回答

今回アンケートに答えてくれたママは1032人。そのうち「した」と答えた人が612人(59.3%)で、「していない」を選んだ420人(40.7%)を上回る結果となりました。それぞれの家庭でどんな節分行事が繰り広げられたのでしょうか……。ママたちの回答から自宅での節分の過ごし方がみえてきました。

多数は「豆まき」!でもやり方はさまざま?

まず多かったのが「豆まきをした」というコメント。けれどひと言で「豆まき」といっても、その方法や楽しみ方はそれぞれのようです。

伝統的なやり方で……

『豆まきと歳の数だけ豆を食べる』

節分に豆まきをするのは「霊力をもつ豆をまくことで、病や災いを祓うことができる」と考えられているからだとか。さらに歳の数だけ豆を食べることで「力をいただける」ともいわれているそう。このような伝統的なやり方を忠実に守っているお宅も少なくないようです。

豆まきに必須なあの役は……?

豆まきには「鬼役」が必須です。その役割を担うのは……?

『パパ鬼に豆まきしてます!』

『旦那が鬼になって、ひたすら豆を投げられる』

『毎年、旦那が鬼のお面を作ります。長女はパパだと気づいているけど、弟はまだわかっていない様子……』

多かったのは「パパが鬼です」というお宅。子どもが本気で投げる豆は当たると痛いからでしょうか、鬼役はパパが買って出るようですね。

ママ&パパの熱演に怖がる子どもたち続出!

さらにはママ&パパが本気モードになる報告も寄せられました。

『私が鬼役でリビングの窓から侵入して暴れまくります。泣き叫ぶ娘たちを見て達成感を味わってます』

『パパとママが毎年交代で鬼を熱演! 毎年熱演してます(笑)』

『鬼のお面じゃ弱いので、ヴォルデモート卿の仮面を被って禁じられた呪文を唱えつつ追いかけてます』

『わが家では鬼ではなく般若のお面です。パパではなくママが鬼役です。かなり怖がってます』

ここまでくると、お子さんたちが悪い夢を見るのでは? と心配にもなりますが(苦笑)。一年に一度の行事を、全力投球で楽しんでいるママ&パパたちなのでしょう。無事に鬼退治ができた暁には、「〇〇くん、〇〇ちゃんのおかげで、これからの一年は元気に楽しく過ごせるね」とフォローしているのかもしれませんね。

豆以外のものを投げるお宅も

『豆をまくと掃除が大変なので、チョコや飴などの小さなお菓子で鬼退治』

『終わったあと掃除しやすいように、袋の豆菓子をまく』

『豆の代わりにチョコ投げてます』

豆まきには煎った(いった)大豆をまくのが定番ですが、なかには殻付きの落花生や袋に入った豆菓子、チョコや飴を使うというお宅もありました。その理由は「豆まき後の掃除が面倒だから」。後片付けを見越したママたちの苦肉の策といったところでしょうか。

恵方巻を食べる家庭も

『旦那がつくる特製特大恵方巻きを食べる』

『娘と恵方巻きを作る』

節分に食べる恵方巻は、もともとは商売繁盛を願う風習として始まったようですが、今では一般の家庭で楽しまれていますね。

『恵方巻きの丸かぶり(黙って1本食べ切る)』

その年の縁起の良い方角(恵方)を向き、太い巻きずしを丸かぶりするのには、“縁を切らない”“福を逃がさない”といった意味があるといわれます。実践しているお宅もあるのでは?

地域ならではの節分行事を楽しむ家庭も

ママたちのコメントからはその地域ならではの過ごし方も聞かれました。

『愛知県です。昔から、鬼が白い粉をまきながら暴れ回り、天狗がおさえる鬼祭りがあるので、毎年行きます』

『ナマハゲみたいな格好した近所のおじちゃん達が、子どものいる家に来てくれます。泣きながら豆をまきます』

想像するだけでもなかなかの迫力です……。

『長野県北部です。家中の窓や玄関を開けて豆まきをします』

『福島県出身です。豆まきには落花生を使います』

「大豆ではなく落花生を使う」という声はほかにも聞かれました。北海道や東北地方など、雪の多い地域ではまいた豆を拾うのに苦労することから落花生が使われることがあるようです。また「鰯(いわし)の独特の匂いや、鰯を焼くときの煙が鬼を退けるらしく、厄除けとして鰯を食べる」という地域の人もいました。食も習慣も地域によってさまざまな風習が残っていることがわかります。

節分の楽しみ方は千差万別

ママやパパが本気になって鬼に扮する姿や子どもたちが全力で鬼退治をする様子など、読んでいるだけで微笑ましい気持ちになった今回のアンケート。それぞれのお宅なりの方法で節分行事を楽しんでいることが伝わってきました。

「子どものころ、節分に豆とお菓子をまくのが楽しかったから、自分が親になった今でもしています」というコメントもあり、幼いころの楽しかった行事は大人になっても家族の良い思い出、記憶として残るのでしょう。ママたちのコメントを読みながら、来年は本気で鬼役をしてみよう、決意した筆者です。皆さんは来年の節分をどう楽しみますか?

【アンケート概要】 総回答数:1032票 調査方法:インターネット 調査月:2024年1月 調査・分析:ママスタセレクト編集部

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