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銀座にある『在来食堂』をご存じだろうか？

【全画像】銀座「在来食堂」の無農薬・無化学肥料ランチビュッフェのメニュー

歌舞伎座から徒歩5分、マガジンハウスの裏手に位置するこのレストランは、11時30分の開店前から行列ができるほどの人気店だ。

特にビュッフェランチが評判で、税込1650円の食べ放題が大好評。

無農薬・無化学肥料の自家栽培野菜を使用

在来食堂の魅力は価格だけではない。

千葉県佐倉市にある自社農場で、無農薬・無化学肥料で育てた野菜を使った料理を提供。この新鮮な野菜をふんだんに使った料理が、多くのファンを魅了しているのだ。

開店前、厨房ではスタッフが忙しく料理の真っ最中。

20品以上の料理が大皿や鋳物ほうろう鍋、保温ジャーなどに用意され、その一つ一つに手書きの料理名が添えられている。

この日は「ヤーコンきんぴら」や「お野菜のお酢あん」、「菊芋フライ」などが並んだ。

新鮮でみずみずしい生野菜が一番のごちそう

新鮮な生野菜が多いことも在来食堂のビュッフェランチの特徴だと思う。

普段なじみのない野菜やその花が大皿に盛られているのだ。

「ケール、そら豆の葉 ファーベ、ケールの菜の花、からし菜」など、どれも瑞々しく青々としている。

自家菜園レストランの象徴を感じるユニークなフレーバーウォーター

フレーバーウォーターも一味違う。この日はニンジンとケールが入ったウォーターが提供されていた。

レモンのフレーバーウォーターはお馴染みだが、野菜のフレーバーウォーターははじめて。

こんなところからも「自家菜園レストラン」であることを特色を感じさせる。

朝採れ野菜が佐倉の畑から直送

朝6時に佐倉の畑で収穫された野菜が、11時過ぎにトラックで銀座に到着。

新鮮な野菜が店入口に積み上げられていく。高速道路がすいていれば、佐倉の畑から東銀座まで1時間半で到着するそう。

コンテナ10数箱を運び終えると、またどこかへ出発した。

11時半にランチがスタートすると、開店と同時に大勢のお客が入店。

料理の前に並び、食べたい料理を器に盛りつけていく。多くの人が何度もおかわりを楽しんでいた。

実食！新鮮な野菜を堪能

最初に生野菜からいただいた。

3種類のドレッシングが用意されているがが、野菜の味を知りたかったので、まずはそのまま。

「ケール」はシャキシャキしておいしく、「そら豆の葉 ファーベ」は若干の苦みがアクセント。「ヤーコンきんぴら」や「カリフラワー卵サラダ」も絶品だった。

作りたて料理の数々も絶品

二度目は料理を堪能した。特に「皮まで食べられる！里芋スパイシーフライ」が絶品。

バイキングスタイルのピザ屋があるが、あの店のフライドポテトのような味。メニュー名にあるように、スパイシーで大好きな味だった。

薄味の「菜の花おひたし」や「ペンネグラタン」も野菜本来の味を楽しませてくれる。スパイシーなスープカレーも絶品で、雑穀ご飯と一緒に食べるとさらに美味しさが増します。

野菜好きは間違いなく訪れる価値あり

『在来食堂』のビュッフェランチは、野菜好きなら一度は訪れる価値があり。無農薬・無化学肥料で育てた新鮮な野菜は、身体にも優しく、美味しさを堪能できた。

税込1650円というリーズナブルな価格も嬉しいポイントだ。

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【店舗情報】在来食堂

◼︎住所：東京都中央区銀座3-12-7
◼︎電話：03-6264-7460
◼︎営業時間：11:30～15:30、18:00～22:30（木金土日のみ夜も営業）
◼︎定休日：月曜

※ビュッフェランチは60分間の制限あり。
※野菜の収穫状況により、メニューが変更になる場合あり。

(うまいめし/中島 茂信)