海とのつながりで地域を活性化!袋井市が取り組む『海のにぎわい創出プロジェクト』とは
ナイトウェーブやTシャツアート展で彩る海のにぎわい創出プロジェクト
静岡県西部の袋井市は、数々の寺社仏閣が点在し、歴史と自然が調和する魅力あふれる街です。その袋井市で地域を盛り上げる、ある取り組みが注目されています。
袋井市が取り組んでいる「海のにぎわい創出プロジェクト」。
ウミガメの放流体験会や、ビーチクリーン活動、海岸の環境整備など、海とのつながりを通した地域活性化プロジェクトです。
袋井市 企画政策課 清水裕亮さん:地域の方、サーファー、サイクリストがこの地域のにぎわいをどうやったら作れるかという取り組みを10年続けてきました。袋井市でも利用者と一緒ににぎわいづくりをしたいという思いでプロジェクトを始めました。
3月には海岸の近くに遊歩道と、イベントが開催できる休憩・交流施設を作りました。
これを記念し、「海プロフェスタ2025」を開催。地域の人達による、音楽ライブやダンスショー、マルシェなどでにぎわいました。
「海プロフェスタ」の目玉の1つが、夜の海を鮮やかにライトアップするナイトウェーブ。
袋井市 企画政策課 清水裕亮さん:海の白波が青く光るイベントです。普段と違った幻想的に青く光る海を見ていただきたい。
もう1つの目玉がTシャツアート展。市内の小学生をはじめ、特別支援学校、高校生の描いた絵がデザインされたTシャツ、280枚が砂浜を彩りました。
デザインした小学生:(袋井市は)田んぼが多いから稲穂を描きました。袋井や浅羽の良いところを知ってほしい!
袋井市 企画政策課 清水裕亮さん:絵を描いて飾ることで海と関わりを持ってもらうという思いが込められています。いろいろな人達に関心を持ってもらって、私達の仲間として持続的なにぎわいを作っていきたい。
袋井市ではこれからも、海を通したワクワクを作り出していきます。
(2025年4月5日放送)