<メリデメの話ではないけれど>高学歴で高齢出産か、低学歴で若年出産か。どちらがよかった?
大学への進学や職場でのキャリアアップなどを考えると、ママたちの出産のタイミングが遅くなることもあります。逆に大学などに進まずに、若いときにママになる人もいますよね。どちらもママになることには変わりありませんが、ママスタコミュニティのあるママからこんな質問がありました。
『高学歴で高齢出産、低学歴で若年出産。どちらがいいと思う?』
一般的に高齢出産は女性が35歳以上で初めて出産もしくは経産婦で40歳以上で出産することで、若年出産は20歳未満での出産のことです。高学歴や低学歴の考え方はさまざまなので、ここでは高学歴は大学を卒業、低学歴はそれ以外として考えていきましょう。高学歴で高齢出産をするのと、低学歴で若年出産をするのではどちらがいいのか。他のママたちはどう考えるのでしょうか。
高学歴で高齢出産の方がいいと思う理由
高学歴の方が経済的に安定する可能性があるから
『旦那が高収入で一生専業主婦でも安泰ならどちらを選択してもいいかもしれないけれど、自分の仕事も充実させたいなら高学歴高齢出産になっちゃうかな』
『これからの時代は年金をもらえるかわからないし、お母さんは子どもを産んでも正社員で働いた方がよさそう。だから、しっかり学歴をつけてキャリアを積んでから子どもを産んだ方が賢いと思う』
学歴が高い方が仕事でもキャリアを積みやすくなったり、自分が理想とする職につきやすかったりするのかもしれません。それは将来の家庭の収入にも直結すること。家庭の収入が高ければ子どもにかけられるお金も増えますし、子どもの希望を叶えやすくなるのでしょう。自分や子どもの将来を考えると、稼げるだけのバックボーンがあった方がよいという考え方もあります。
若いときは自由でいたいから
『若くて綺麗なうちに遊んでおきたいよね。私は高卒で21歳と23歳のときに子どもを産んで後悔しまくりの人生だよ』
子どもを産むと、子どもたちが成長するまでは「子育てが中心の人生」になります。特に若いときには、その年齢だからこそ経験できることも多いですよね。例えば体力があるのでフットワークも軽くなり、いろいろなところに旅行することもできるのでしょう。でもそのときに子どもがいたら、ママの行動は制限されることが多くなってしまうかもしれません。若いときにしかできない経験をする時間が欲しいのであれば、高齢出産の方がよい場合もあるのでしょう。
子どもが親の学歴を気にすることもあるから
『子どもが小学生ぐらいまでは、子どもの友達に〇〇のお母さんは若くて可愛いって容姿だけの話題になる。でも中学生以上になると「お母さんはどこの大学だったの?」と子どもに聞かれたり、「〇〇のお母さんは〇〇大学なんだって」とか「〇〇で働いている」とか子ども同士でも話したりするみたい』
子どもが進学のことを考える年齢になると、親の学歴を気にすることもあるそうです。また友達の親と比較して、自分の親が低学歴であることを恥ずかしいと思うのかもしれません。もちろん低学歴でも自分の親のことは大切に思うのでしょうが、友達の親の方が高学歴となると、負けたような気持ちになる場合もあるのでしょう。思春期を迎えるような年齢では、余計にそう思うのかもしれませんね。
低学歴で若年出産の方がいいと思う理由
体力面で子育てに耐えられるから
『若いからいろいろ頑張れる。おばさんになってから子育ては辛い』
『私は高校中退で初産22歳だったけれど、出産は若い方がいいよ。2人目は35歳で産んだけれど、体力がなさすぎる。とにかく体力ないと子育てがきつい。1人目はアクティブに毎日外に出ていたけれど、今は引きこもり。ベビーサークルをはしごするだけでもきつい』
子育てには体力が必要といわれますが、若いうちに子どもを産んだ方が体力面で耐えられるようですね。35歳以上の高齢出産になると体力が落ちてしまい、子どもと一緒に出かけたりするのが大変になるそうです。子どもはどんどん体力をつけていきますが、ママはどんどん体力が落ちてしまうとなると、お出かけも億劫になってしまいそうです。子どもと一緒に動けるような年齢で出産した方が、ママの体も楽なのかもしれません。
子どもが自立する前に定年を迎えるかもしれないから
『高齢出産はリスクが高すぎる。定年退職しても、まだ子どもが大学生って』
高齢で子どもを産み、その子どもが大学に進学をしたら、自分や旦那さんが定年を迎えてもまだ高額な学費がかかるかもしれません。自分たちの老後のことも考えなければならないなかで、子どもの学費を払うのは経済的に厳しい場合も考えられますね。現役で働いているうちに子どもが自立するようになるには、ある程度若いうちに子どもを産んでいる必要が出てきそうです。
考え方は人それぞれ「どちらが正しい」と決められない
『本音は一長一短だと思う。いずれにしても子を生み育てるのは命がけで大変なこと。どちらも素晴らしい』
高学歴で高齢出産と低学歴で若年出産は、どちらにもリスクがありますし、もちろんよい点もあります。人それぞれの考え方や置かれている環境は違うので、どちらがいいと決めるのはとても難しいことですよね。ただ子どもを産んで育てることは同じ。それは「素晴らしいこと」と言えそうです。親になった以上は、子どもに愛情をたっぷりそそいで大切に育てていけるといいですね。