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【中国渡航自粛】ガチ中華だらけの上野・アメ横に行ってみたら → 取材拒否の連続に…

ロケットニュース24

2025年11月14日に中国から日本への渡航自粛勧告が出されてから約半月が経った。

ロケットニュースでは、浅草、渋谷、京都などインバウンドで大賑わいだった街はどうなっているのかをお伝えしている。

さて、今回私が訪れたのは上野のアメ横。ここ数年は中国からの観光客急増の影響かガチ中華の店が増えており、ちょっとしたチャイナタウンのようになっていたのだが……。

ガチ中華だらけの飲食ビルも人影まばら

・普段を知ってる街

家から行きやすい繁華街ということもあって、上野にはよく行っている。ちなみに、通っていた美容クリニックも上野にあったので、上野の普段の様子は知っているつもりだ。

御徒町や松坂屋から上野駅に抜けるときに、近道になるのがガード沿いのアメ横なのだが、ここ数年はあまりに人が多すぎて、歩くのに難儀するので避けていた。そして、ドラッグストアで何か買おうとすると、観光客の爆買いによってレジは長蛇の列という感じだった。

・道によって混雑具合が違う?

訪れたのは月曜日の夕方5時〜6時ごろ。

最初に歩いていたのは、昔ながらの立ち飲み屋の「大統領」、「カドクラ」などが集まるエリア。平日の夕方とは思えないほど飲んべえで溢れており、みんなお酒を片手に外で楽しそうにもつ焼きやら焼き鳥やらを食べている。

そして聞こえる海鮮類やフルーツ、乾物を安売りする声。

なんだ、普通にアメ横混んでるじゃない……。と思ったけど、このエリアにいるのはほとんどが日本人客。20年くらい前から、昼間っから飲んべえ達で賑わっているというのはアメ横の変わらない景色である。

・一本、筋を変えると…

そこから角を曲がって、別の道筋に入ってみると……様子が激変した。その場所は、冒頭でも述べた「ガチ中華」の屋台が並ぶエリア。

なんだか分からない中国の肉料理とか、フルーツ飴、免税対応のお土産店、インバウン丼的な海鮮料理を扱う店などが並ぶ、アジアンマーケット風の場所だ。

ここの並びはいつもはインバウンド客で大賑わいで、夜ともなれば人・人・人でまっすぐ歩けないほどだったけど、以前に比べて7割くらいの人出かな……という感じ。

海外からの観光客はもちろん多いんだけど、東南アジア系の人、インド系の人、中東っぽい人、ヨーロッパ系の人など多種多様。ただし、以前ほど中国語は聞こえてこない。

ケバブなどハラルフードを扱う屋台はそこそこ人がいるんだけど、ガチ中華っぽい店やインバウン丼の店は空いていて、お店の人が必死に呼び込みをしている。

じゃがポックルとかキットカット、ご当地キティちゃんなどのお土産を扱う免税店も人影はまばら。

ちなみに、衝撃だったのが、いつも人が並んでいる麻辣湯の人気店の並びがゼロだったこと。日本の若者じゃなくて、中国からの観光客が多かったのかな……。

そして、爆買いの聖地とも言えるドン・キホーテやスギ薬局も、免税対応のレジが見たことがないくらい空いている。

また、中国以外の国からの観光客は多いけれど、爆買いしている様子はなく、ひとりのお客さんが買う商品の数も少ないように見えた。袋をいっぱい提げて、スーツケースいっぱいに荷物を詰めている人をほとんど見なかったのだ。

中国以外からも観光客自体はたくさん来ているけれど、客一人あたりの購入金額は少なさそうだ。売上には大きく影響しているのではないだろうか。

・あるワードを出すと店員さんの対応に異変

呼び込みで声をかけられたときに「お客さんは減りましたか?」と質問をしてみた。

ガチ中華の屋台も、免税のお土産店も、ドンキも、みな店員さんは中国の方だったのだが……。

声をかけてきたときは流暢な感じで話していたのに私が「中国の渡航自粛勧告で……」というワードを出したとたん、みんな顔色がサッと変わってしまう。

「私は担当じゃないから分からないデス」

「人が減ったかはワカリマセン。シリマセン」

と、急に言葉すくなになったり、日本語が分からないフリをされてしまうのだ。

「もしかして、この質問はあまり答えられない感じですか?」と言ってみたら、苦笑いしながら「ソウデスネ」と言ってくれた。察してほしいということなのだろう。

渡航自粛勧告が出ているのに日本で観光客相手に商売をしていると知れたら、彼女たちにもマズいことがあるのかもしれない。

つい最近もテレビの取材などで、中国からの観光客に「習近平国家主席が渡航自粛を発表しましたが……」と質問したとたん、サッと顔を隠して逃げていってしまうという映像を見たことがある。

よく考えれば、中国からあれだけ多くの人が日本に詰めかけていたのに、渡航自粛勧告が出されるや、一夜にして何十万もの人が一斉に旅行をキャンセルをするというのもすごい。

日本とは比べ物にならないほどの中国政府の強い規制と、監視社会を思ってそら恐ろしくなったのだった。これから先も渡航自粛が続くようならば、アメ横の景色も大きく変わるのかもしれない。

執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

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