コラム【本州湾岸を反時計に一周】041 ハピラインふくい③ 2024年8月28日
※2024年8月28日撮影
トップ画像は、鉄道チャンネルっぽく鉄道車両、鯖江駅下りホームに停車するハピラインふくい521系交直流電車。前照灯がLED化された最新タイプの編成です。
「本州湾岸を反時計回りに一周」というアホな鉄道旅も、8月23日に三浦半島を出発して6日目。8月28日は、福井県のハピラインふくい鯖江駅を出発して山陰鳥取県の米子駅を目指します。
朝、愚図な筆者は5時起床で鯖江駅に来ました。5時53分です。
※2024年8月28日撮影
駅正面口に立って町を見ています。右手前のビジネスホテルに泊まりました。駅が近いのも選択理由です。
※2024年8月28日撮影
浄瑠璃「曽根崎心中」「心中天網島」の作者近松門左衛門がこの地の生まれとは知りませんでした。近松の父親が福井藩から別れた吉江藩(鯖江市)に使えた武士だったのです。
改札口です。敦賀駅までの乗車券を購入。6時16分発の敦賀行に乗ります。右の柱の所に10日分の着替えが詰まっています。汗対策で大量のTシャツと下着、かなり重いです。(笑)
※2024年8月28日撮影
エレベーターで跨線橋に上がりました。福井方面を観ています。昨日の夕刻、福井からの満員電車を下りた筆者は、このエレベーターのある跨線橋の存在に気付かず、見えている福井寄りの跨線橋、階段を重いトランクを持って上り下りしました。
※2024年8月28日撮影
これから向かう敦賀方面。奥に見える山々の向こうに敦賀駅があります。
※2024年8月28日撮影
3番線に6時16分発の敦賀行が来ます。昨日は奥の跨線橋をトランク持って上りました。
※2024年8月28日撮影
昨日電車を下りたのはこの辺り、ホームに溢れる人は、階段の跨線橋に向かって歩いていました。
※2024年8月28日撮影
駅名標。
※2024年8月28日撮影
駅は明治時代に開業。JR西日本を経て2024年3月ハピラインふくいの駅になりました。
島式ホームから下り単式ホーム側の改札口。「めがねのまちさばえ」と大きく書かれています。日本国内の眼鏡フレーム、その約96%が鯖江で製造されているのです。眼鏡フレーム集めるのが好きな筆者に縁の深いエリアです。
※2024年8月28日撮影
6時16分発の敦賀行が動き出しました。幸い好天です。
※2024年8月28日撮影
日野川橋梁を渡ります。
※2024年8月28日撮影
敦賀に向かって、横たわる山々、その山から流れ下る日野川が削った谷と平地部分をハピラインふくい線(旧北陸本線)は敦賀駅に向かいます。
予告票を見落とした様ですが、武生駅が近づきました。
※2024年8月28日撮影
西側に大きなビルがならんでいます。構内にはポイントが複雑に繋がっています。
※2024年8月28日撮影
上り線は島式ホームに到着。鯖江駅から、5.2kmの駅間でした。西に単式ホームがあって下り電車が停まっています。
※2024年8月28日撮影
3番線に到着。側線があります。
※2024年8月28日撮影
駅名標。朝日が当たって一部がトンでしまいました。
※2024年8月28日撮影
明治年間に開業した駅です。
筆者は、2017年12月に福井鉄道福武線を撮影に来ました。その時に終点の越前武生駅(現・たけふ新駅)から、当時は北陸本線でしたが武生駅まで歩いてJR線に乗り換えました。
その時に撮った武生駅。
※2017年12月撮影
2017年12月当時福井鉄道は越前武生駅。現在は、2024年3月に開業した北陸新幹線の越前たけふ駅との混同を避けるためたけふ新駅に改称されています。
※2017年12月撮影
次回は、木造駅舎のある王子保駅に向かいます。
(文・写真) 住田至朗
※ハピラインふくいの許可をいただいて撮影しています。
※過去の写真はライター住田がプライベートで旅をした時のスナップ写真です。
※『JR路線大全 北陸・信越本線』(天夢人/2023)『国鉄の基礎知識』(創元社/2011)『停留場変遷大事典』(JTB/1998)『JR全駅・全車両基地』(週間朝日百科/60巻)他を参照しています。