こんなご飯が食べたかった!野菜の甘さが染みる『ひよりごはん』のとん汁定食でほっこり温まる 神戸市
元町でとん汁の定食ランチを楽しめる『ひよりごはん』(神戸市中央区)に行ってきました。1人暮らしをしている誰もが「これが食べたかった…!」とほっこりした気持ちになること間違いなし!野菜や豚肉のおいしさを再確認できるとん汁です。
場所は各線の元町駅から鯉川筋を少し上ったところにあります。半地下ですが、分かりやすい看板が出ていますよ。
同店はもともと花隈で営業を行っていましたが、今年9月に間借りする形で移転オープン。そのかわいい響きと「素敵な日はもちろん、雨やくもりでもふらっと足を運んでほしい」という想いが店名の由来とのこと。
「原点に戻り、毎日食べたくなるような味噌汁とご飯を」という想いから、とん汁をメインにした定食3種を提供しています。
汁物は時期によって使う野菜などが変わり、火の入りが違う(=味が変わってくる)ため、制作工程も味もなかなか繊細なのだそう。
汁物がメインになる店は多くありませんが、自分が口にしたい“おいしいもの”をテーマに、野菜や豚肉の甘み、旨みを感じられるとん汁を提供することにしたのだとか。
今回は一番人気だという「たんぽぽ」を実食。とん汁と豆皿6種がついたメニューで、うち1種は日替わりとなっています。豆皿に美しく盛られたおかずは、運ばれてきた瞬間にその栄養が体に染みてくるよう…。
見てください、このとん汁!豚肉やごぼう、大根、人参などがお椀の中にずらっと並んでおり、ボリューム満点。常連のお客さんからは「とん汁というより煮物だね」と言われたこともあるという具だくさんっぷりです。
具をかき分けてまずは一口。「体が求めていたのはこれだ!」と思わずはっとするような味わいから、野菜の甘さや旨みが口の中に広がっていきます。豚肉や野菜など、しっかりと大きな具材が食べ応え抜群でした。
味の秘密は?と聞いたところ「当たり前のことを、当たり前にすること」と答えてくれた店主。普段ある野菜や和食の良さやおいしさに、あらためて気づかされました。机にある黒七味を入れて味変を楽しむのもおすすめとのことです。
店主は「疲れたときに“おうち”みたいな感覚で立ち寄ってもらい、ほっとして帰ってもらえたら」と話します。比較的混みあわない時間は13時ごろだそうなので、1人はもちろん職場の同僚や友人と”ほっこり”する時間を過ごすのもオススメです。
場所
ひよりごはん
(神戸市中央区下山手通4丁目1-19 西阪ビル 地下1階)
営業時間
11:30~14:00(close 14:30)
定休日
不定休(基本は土曜日、日曜日)