横浜JV(ジュニアビレッジ)「根っこ塾」 1年間の成果を報告
グローカルデザインスクール株式会社(静岡県・大竹千広代表取締役)が企画・運営する「ジュニアビレッジ」の事業報告会が3月16日に開かれ、中川の木風心風堂を拠点に活動する、「横浜ジュニアビレッジ『根っこ塾』」の部員11人が今年度の活動を報告した。
ジュニアビレッジは、小中学生が農作物の栽培や特産品の開発・販売を通して地域課題に挑むプロジェクト。横浜のほか、浜松市(静岡県)や和泉市(大阪府)など、10カ所で同様の活動が行われている。
事業報告会では、各拠点の部員らがオンラインで集まった。根っこ塾は、自身らで開発した特産品「たまねぎドレッシング」の改良や販売会の実施、野菜の栽培などから得た成果を報告した。
根っこ塾で「社長」を務める山本晴さん(14)は「みんなうまく発表できていて、とても良かった」と部員らを称えた。同じく「社長」の大下万里依さん(13)は「昨年よりパワーアップした」と実感しつつ、「他の発表を聞いて『こうすべきだった』と改善点も見つかった。来年度に活かしたい」と前を向いた。
大竹代表は「シナリオや資料作り、役割分担など、全て自分たちで準備してもらった。昨年度と比べて、成長を感じた」とうれしそうに語った。