東日本・能登半島をミュージシャンが支援 3月8日に12回目のチャリティーライブ「この小さな手で何ができる」
チャリティーライブ「この小さな手で何ができるパートⅫ」が、3月8日(土)午後0時半から5時半ごろまで、ニューメディアプラザ山口(山口市熊野町1)で開かれる。主催は同実行委員会。
この催しは、東日本大震災(2011年3月11日)後すぐに山口県内在住ミュージシャンたちが「現地を支援しよう」と発起し、発生から1カ月も経たない4月2日に初開催。翌年以降も、「あの悲惨な出来事を、けっして風化させてはならない」との思いで、毎年この時期に続けられてきた。コロナ禍のため、2020年から3年間は中止されたが、2023年に再開。そして昨年からは、元日に発生した能登半島地震の被災者にもエールを送ろうと「東日本大震災・能登半島地震復興支援チャリティーライブ」と銘打たれている。
出演するのは、次のグループ。(順不同)
The45(ビートルズカバー、山口市)まほろば(さだまさしカバー、山口市)一の坂オールドタイマーズ(ブルーグラス・アイリッシュ、山口市)藤生憲治&Dr.Hara(井上陽水カバー、防府市)NIGHT BIRD(ポップス、山陽小野田市)源之助とナイスタイム(レゲエ、美祢市)シライシ組(フォーク・ポップス、広島市)楽夢音(インストゥルメンタルポップス、宇部市)鹿野苑withDr.Hara(フォークロック、山口市)
司会は、会の趣旨に賛同するフリーアナウンサーのスペース佐藤さんが務める。また、日本赤十字社山口県支部による支援活動報告の時間もある。
同会ではこれまでの11回で、計95万5106円の浄財を被災地に届けてきた。「あの東日本大震災からもう14年が過ぎ、被災地の復興は日々進んでいると報じられているが、いまだ長い道のりが必要。能登半島地震被災地についても、復興への兆しが見えていた中での豪雨水害で『二重被災』に見舞われ、引き続き懸命の復興作業が進められている。被災地の人々が受けた苦しみ・悲しみを決して忘れてはならないと思う」と、実行委員会代表の辻田昌次さんは支援を呼びかけている。
入場は無料で、会場内には募金箱が設置。寄せられた浄財は、すべて赤十字に寄付される。問い合わせは、辻田さん(TEL090-4893-4225)へ。