マキタスポーツ「納豆チャーハンの最適解」は”ラード”と”後のせ”
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。
新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
ゲストは、芸人で俳優のマキタスポーツさん です。
今回のマキタさんからの生活情報は・・・
「納豆チャーハンの最適解を求めて!」
そもそも、「納豆」って、あまり考えてもらっていない食べ物かも。
・「やっぱり、ネギとカラシと鰹節で食べると一番!」と思考がストップしがち
・そんな「納豆」がメインにピックアップされたのが「納豆チャーハン」
わたしが最初に食べたのは中学生のころ。
・母親が、突如思いついて作ってくれました。そこそこ美味しくいただきました
パラパラ感とネバネバ感、どちらをとるか。
・「あのぬめりが問題なのでは?」と納豆を洗ってからチャーハンと混ぜる者も
・また、匂いの問題が。納豆を温めることで、あの発酵臭が増してしまう。
わたしもいろいろと試したんです。
・2つのものを加えてみました。一つはラード、もう一つはキムチ。
キムチと納豆の相性はよく知られてますよね。
今では「キムチ納豆チャーハン」も居酒屋 メニューに見られるようになりました
要するに、納豆の香りをキムチの香りで覆ってしまう。
さらに、強めで香ば しい豚肉の香りで二重にコーティング!
さらに、試したのは・・・
洗った納豆を炊飯器に入れて米と一緒に炊き込み、まずは 「納豆ピラフ」を作るそこにどっさり刻んだ青ネギ、カイワレ大根、ミョウガ、パクチー、青唐辛子などなどを載せてみた。 しかし、私は驚いた。「炒 め て な いじ ゃ な い か! 」
そんな、紆余曲折を経て、ある境地に辿り着きました。
では、マキタさんが辿り着いたレシピを番組で再現しました。
これが到達した現在地!マキタ流 納豆チャーハン
これが、私が辿り着いた「納豆チャーハン」です!
まずはご賞味ください!
材料
・豚バラ薄切り肉 100g
・卵 1個
・とろけるチーズ 30g
・納豆 1パック
・長ネギ 適量
・ごま油 小さじ2
・焼き海苔 適量
作り方は・・・
・豚バラをカリカリになるまで炒め、ラードを作る。一度 豚バラを取り出す。
・卵を、卵黄と卵白にわける
・ラードで卵白を炒め、温めたご飯ととろけるチーズを入れてチャーハンを作る(パラパラ感が大事なので強火で手早く!)
・納豆に刻んだ長ネギ、ごま油、付属のタレ・カラシを入れて混ぜておく
・皿にチャーハンをもって、真ん中に納豆、その上に卵黄を乗せる
・焼き海苔をちらして完成
早朝グルメでおなじみの篠原アナも試食
スー:では、これで納豆チャーハン、完成なんですね?
マキタ:いえ、”現時点の最適解”で、今後は納豆フレークを使うことを考えています。
スー:でもこれ本当においしいですよ!完成でもいいのでは?”人事がうまくいってる”納豆チャーハンです!
マキタスポーツさん
・1970年、山梨県生まれ。
・芸人、ミュージシャン、文筆家など、さまざまな分野で活躍されており、俳優としては、映画「苦役くえき列車」でブルーリボン賞 新人賞を受賞するなど、数多くの映画・ドラマに出演。
・2008年に、プチ鹿島かしまさん、サンキュータツオさんともに自主制作で始めた『東京ポッド許可局』は、2013年からTBSラジオで放送を開始。放送13年目を迎え、今週から土曜深夜1時の枠にお引越しされました。
・プライベートでは、4人のお子さんを育てつつ、東京・山梨の2拠点生活をされています。
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)