【西武】村田怜音選手インタビュー 昨シーズンの左膝を故障した時の心境を振り返る
2月21日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの村田怜音選手にインタビューした模様を放送した。昨シーズンに経験した左膝の故障、今シーズンの目標について訊いた。
――昨シーズンは初打席、初ヒットで鮮烈デビューを飾って、3戦目で初タイムリー、初打点と順調だと思われたのですが、4戦目の守備で左膝を故障してしまったということで、あの時の心境はいかがでしたか?
村田「ケガをしてしまった時、病院に行くまでは『何ともないだろう』と思っていて、病院で診てもらって『左膝の靭帯がほぼ断裂している』と言われた時に痛みが出てきたのですが、次の日にはもう『ケガを活かさないといけないな』と思って前に進み始めました」
――故障で戦列を離れていた時も、1軍のホームゲームはほぼ欠かさずに球場でご覧になっていたそうですね。
村田「練習がほとんどできない状況だったので。雇われている身でいつ首を切られてもおかしくない世界ですし、『今の自分ができることは何だろう』と考えた時に、1軍の試合を見て雰囲気を思いだすとか、投手の配球を勉強して今後に行かせたらいいなと考えながら、自分のできることを毎日まっとうしないと取り残されていく感じがしたので。テレビで見ると捕手のサインが見えちゃうので、バックネット裏から見たほうが臨場感もあっていいんじゃないかなと思って球場へ行くようになります」
――11月下旬から12月中旬までは2024アジアウインターベースボールリーグに参加されていました。そこで何か収穫を得ることはできましたか?
村田「思いのほか自分の結果が振るわなくてもう少し打ちたかったですし、長打がほとんど出なかったので、結果としては物足りなかったです。ずっと状態もよくなくて、悪い状態をどう改善していくか、『今は何がよくなくて、どこをどうすればいいのか』と分からないまま1ヶ月間が過ぎたということは反省です。シーズンに入っても悪い状態が絶対に起きると思うので、自分でいい時と悪い時の差、何がおかしいのかをいち早く気づけるようにならないといけないなと思いました」
――最後にライオンズエクスプレスのリスナー、ライオンズファンのみなさんに力強いメッセージをお願いします。
村田「昨シーズン1軍を経験できたことはすごくプラスになっているので、あの時の続きを今年もしっかりできるように、そしてホームラン数2桁を目指して、1軍で規定打席の半分以上は立てるように頑張っていきたいと思いますので、応援をよろしくお願いします」
※インタビュアー:文化放送・高橋将市アナウンサー