『ローグ・ワン』ジン・アーソ役フェリシティ・ジョーンズ、「考えるまでもない」と出演即決だった
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)にジン・アーソ役で主演したフェリシティ・ジョーンズは、本作のオファーを受けた際、悩むことなく出演を即決していたという。米のインタビューにて明かした。
『ローグ・ワン』は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)の前日譚で、帝国軍が建設するデス・スターの設計図が反乱軍に渡るまでの物語。ジョーンズ演じる一匹狼ジン・アーソと、情報将校キャシアン・アンドーらが決死の任務に挑んだ。
当時、『博士と彼女のセオリー』(2014)でアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたばかりだったジョーンズ。『スター・ウォーズ』のような大作映画に出演することについて、「『ローグ・ワン』の特別なところは、出演を決めるのが本当に簡単だったこと」だと答えている。「(ジン・アーソは)素晴らしい戦士で、物語の中心で活躍する最高のキャラクターだと思いました。だから考えるまでもなかったし、妥協もしませんでした」。
出演を即決した決め手には、当時のジョーンズが感じていた葛藤もあったようだ。「あのころは脚本を読んでも、女性の役を退屈に感じることも多かったんです。“こんな役をやる意味があるの?”と考えることもあったけど、『ローグ・ワン』は“絶対やる! いつから始めたらいい?”という感じでした」と回想している。
ジョーンズが言及したように、ジン・アーソは誰かに救われるタイプではなく、自ら状況を切り開いていくキャラクター。設計図を奪取するミッションにおいて、リーダーシップを発揮して仲間を率いる自主性は、ジョーンズが「退屈」だと感じていたという典型的な女性キャラクターとは一線を画している。以前、ジョーンズはジン・アーソに別れを告げることはないとして、「彼女は生き続けます」と熱いを語り、再演にも前向きな姿勢を見せていた。
なお『ローグ・ワン』の前日譚ドラマ「キャシアン・アンドー」シーズン2は、2025年4月22日よりにて配信予定。ジョーンズ演じるジン・アーソの再登場も期待されている。
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