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衝撃! 『ONE PIECE』112巻の見どころ&注目ポイントは? まとめて解説!|軍子&シャムロックの新情報に原作勢も「マジか」「忘れてたってレベルじゃない」

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。

未知の島の心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章に突入した現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。

7月4日(金)には、コミックス最新刊となる『ONE PIECE』第112巻が発売しました。

本記事では、SNSに投稿された読者の感想をふまえて第112巻の見どころをご紹介。とくに、神の騎士団に関する重要情報に注目が集まっているようです。

※本記事には『ONE PIECE』最新刊(第112話)までのネタバレを含みます。コミックス未読の方、アニメ派の方等はご注意ください。

 

 

マジか……! 軍子&シャムロックの修正情報に衝撃走る

第112巻では、神の騎士団メンバーであるシャムロックと軍子についての情報が公開されました。

その内容は「フィガーランド家 シャムロック聖」「マンマイヤー家 軍子宮」といった、双方の所属や家柄がわかるもの。

実はこれ、原作に掲載された時点では「フィガーランド家 シャムロック」「神の騎士団 軍子」という表記だったんです。

ふたりに天竜人特有の「聖」「宮」などの敬称がついておらず、さらに軍子の家柄は不明という状態であったこと、そんな彼らがロキを神の騎士団に勧誘する描写などから、とくに軍子には「生まれながらの天竜人ではないのかも」という考察も囁かれていました。

そこへ今回の修正情報が公開されたことで、原作での表記を知る読者からは「マジ!?」「さらっと重大情報すぎる」「これは書き忘れてたってレベルじゃないぞw」と驚きの声が寄せられています。

このように原作の本誌掲載時にキャラクターのセリフや情報、デザインなどのミスがコミックスのリリース時に修正されることはときどきありますが、今回の修正情報の重要さは衝撃が走るレベルでしたね。「聖」「宮」に関してはもちろんですが、軍子がマンマイヤー家の者であるというのは今後の展開にも繋がる重要な要素となりそうです。

 

ロジャー海賊団それぞれの役職が判明! 「拷問係」って何……!?

コミックスを読むうえでの楽しみといえば、作者・尾田栄一郎氏が読者の質問に答える質問コーナー(SBS)もその一つですよね。そこでは、本編に載らない重要な情報が明かされることも。

第112巻の質問コーナー(SBS)では、ロジャー海賊団のメンバーそれぞれが担っていた役割が公開されました。

船長・ロジャー、副船長・レイリー、船医・クロッカスと往年の読者もよく知るメンバーの役職はもちろん、この第112巻で“海賊王の左腕”として登場するスコッパー・ギャバンが航海士であったことも明らかに。

そのほかにも、戦術参謀・操舵手・学者・情報屋・音楽家など、全部で13名の船員の役職が紹介されました。読者としてはワクワクせずにはいられないデータ!

ですが、筆者が気になったのはその中にあった「拷問係」の文字……。

ロジャーたちのイメージは、どちらかといえば麦わらの一味と近い雰囲気の明るく楽しい海賊団ですよね。ここでまさか拷問の文字を目にするとは驚き。あの海を制した海賊王の一団らしい一面を垣間見たような気がしました。しかも、尾田氏によれば「主要な役職の人達だけ紹介」したとのことですが、拷問係って主要な役割だったの……!?

SNSでも、「しれっといる拷問係が怖すぎる」「そんな物騒な役職があったとは…」「海賊団に拷問係って必要なの!?」「麦わらの一味に足りないもの、拷問係だったか」といった感想がポストされていました。

また、ロジャー海賊団には情報屋や諜報部員といった、海賊のイメージとは遠いインテリな役職を担ったメンバーも所属していたよう。情報収集に重きを置いていたからこそラフテルへ到達できたのだろうと思わせる構成ですね。

さらに、ギャバンの役職が航海士と判明したことで、彼が「火の傷の男」である可能性も高まったと言えるでしょう。「火の傷の男」とは、「最後のロード歴史の本文(ポーネグリフ)」を持つ人物で、「黒い船に乗っている」「敵船が近づくと巨大な渦を起こして飲み込む」といった特徴があるのだそう。

海賊王の左腕であるギャバンなら、敵船を飲み込む渦を起こすような航海術を持っている可能性は十分にありそうです。

黒い船が何を指すかはわかりませんが、ギャバンには顔に“火の傷”として違和感のない傷がありますし、何より実際にラフテルへ行ったこともある人物なので「最後のロード歴史の本文(ポーネグリフ)」を持っていてもおかしくないいでしょう。

 

神典(ハーレイ)、神の騎士団、ロキ……見どころ盛りだくさん

作品の根幹に大きく関わるであろう神典(ハーレイ)と大きな壁画の公開、軍子とシャムロックをはじめとする神の騎士団の登場、ロキの登場、ギャバンとルフィ・ゾロの邂逅と、もちろん本編も情報量満載、見どころ満載!

神典(ハーレイ)と壁画を描く圧巻の見開きページを次にめくると現れる、粋な仕掛けにもぜひ注目してほしいと思います。

ますます緊迫するエルバフ編から目が離せません。

 
[文/まりも]

 

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