五感で植物と出合う場所「佐倉ハーブ園」【佐倉市】
ストロベリーやカレーの香りのするハーブを知っていますか?植物はそれぞれが持つ特性で、私たちに香りや効能などのギフトを与えてくれます。そんな発見ができる植物園をご紹介します。
植物の素晴らしさを広めるために開園
園内に足を踏み入れるとすがすがしい香りに包まれ、季節の植物たちが命いっぱいに私たちを歓迎してくれます。
ここ佐倉ハーブ園は、植物成分の抽出ノウハウを持って医薬品や健康食品などの各分野で活躍をしている地元企業が運営しています。
植物から受ける恩恵やその素晴らしさを広めたいという思いで、1996年に本社敷地内で開園しました。
その後、敷地を拡大して植物の数も増やし、2004年に本社に隣接する場所に園を移し、地域に無料で開放されるようになりました。
園内の道や建物の整備を少しずつ重ね、現在は約1万㎡の土地に約1000種類(うち、薬草と呼ばれるハーブは400種類)の植物たちが伸び伸びと枝葉を広げています。
思い込めた整備の中、植物が次々と旬迎え
季節により植物の旬は移り変わりますが、ちょうど夏に見頃を迎えるのがアーティチョークの野生種「カールドン」。
3mの高さにもなります。
「バタフライピー」は鮮やかな青い花を咲かせ、ハーブティーでも楽しめます。また、ぜひ注目してもらいたいのが30種類の「バジル」。
レモンやシナモンの香りがする品種をはじめ、珍しいバジルが個性豊かに花を咲かせます。
園内は専任のガーデナーはもちろんのこと、ボランティアの皆さんや障害のある人たちも整備を行っており、特に月1回のボランティア活動日には、メンバーが県外からもやって来ます。
植物に触れて学べるということで、サークルのように毎月の整備を楽しみにしているのだとか。
ガーデナーを見つけたら、質問もOKです。
植物研究所ならではの地域への取り組み
またこの4月、敷地内に「sakuraヘルシーテラス」がオープン。
社員食堂が一般開放されるスタイルで、植物園を眺めながら野菜たっぷりのランチが食べられます(有料)。
希少価値の高いビルベリーやラフマのドリンクが飲めるのもここならでは。
また、ブルーベリーの摘み取りイベントや専門家によるワークショップは楽しく植物に触れられるチャンス。
植物からのギフトを探し、散策するのも良い時間です。
※各種イベントは、随時HPをチェックしてください
〈佐倉ハーブ園〉
住所/千葉県佐倉市木野子158 ※入園無料
開園時間/午前10時〜午後4時(不定休)
駐車場/有
ホームページ/https://sakura-herben.tokiwaph.co.jp/
電話番号/043(498)2244 日本サーナ株式会社(株式会社常磐植物化学研究所)
【7月夏休み特別企画】
オリジナルハーブティー作り&ミントシロップ作り~ハーブ園散策《小学生限定》
日時:2024年7月27日(土)・28日(日)
午前10時~午前11時半午後1時半~午後3時
場所:佐倉ハーブ園
参加料:2000円(税込)
定員:各回5組(先着順の予約制、保護者同伴)
問い合わせ・申し込み:043(498)2244
日本サーナ株式会社(株式会社 常磐植物化学研究所)