「見ないまま死にたくない絶景」山頂より8合目がすごかった!湖も山も一望できるイチャンコッペ山【北海道・千歳市】
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高です!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」を紹介していきます~!
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
夏よりも冬に人気の山「イチャンコッペ山」
日付:2025年2月25日
イチャンコッペ山(標高829メートル)
北海道千歳市
登り2時間、下り1時間30分
山頂(見晴台)からの絶景度 ★★★★★
険しい度 ★★★☆☆
周辺の施設充実度 ★★☆☆☆
札幌市内からのアクセスの良さ度 ★★★★★
個人的おすすめ度 ★★★★☆
ポイント
✓支笏湖周辺で、圧倒的に冬山人気が高い
✓眼前に、恵庭岳と支笏湖を拝める
✓山頂より美しい「8合目」
登山レポ
登山をする方には共感していただけそうですが、山のリベンジ…ってなかなか難しいのです。
色々なコンディションが整ったとき、心惹かれるのは「行ったことない山」になりませんか?
一度失敗した経験があると、それだけでなんか良い印象がなく、足が遠のいてしまいがち。
今回のイチャンコッペもそうでした。
2年前に登ったときは、途中から吹雪。
景色ゼロの中、なんとか着いた山頂で山ごはんを作ろうとしたのですが、気温が低すぎてガスが液化してしまいました。
冷え冷えのおでんを食べて、凍えながら下山しました。
そこから2年…。「イチャンコッペの冬山は本当にいいよ」という友人らの言葉を100回くらい聞いたら「やっぱり見ないまま死にたくない」という気持ちになり、重い腰を上げてリベンジしました。
午前9時半 登山開始!
国道453号線、札幌から支笏湖に向かう途中にあるカーブ手前の「支笏湖展望台駐車場」に駐車します。道路をはさんで隣にあるのが登山口です。
午前10時
登りはじめから2合目あたりまでが急登!
全身に血液がめぐる前で、疲れる…。ヒイヒイいいながら登ります。
急な道が終わってからは、起伏が少なく穏やかな道になります。
登るより、歩くイメージが強い山です。
札幌近郊の山では、結構人気の方なので、平日午前でもしっかり踏み跡がありました。
尻滑りやスキーを楽しむ方はそんなにいない印象です。
午前10時半 針葉樹林の間をテクテク
立派な木々が両脇に生えている道があるのも、イチャンコッペ山の特徴。景色に変化があると楽しいですよね。
3回くらいあるこのゾーンを抜けたら、もうすぐ8合目。785ピークです。
午前11時 8合目、絶景にサインイン!
山頂手前っぽい急登を終えて、振り向くと…
支笏湖と山々が見渡せる絶景スポット!ここが8合目です。
右手に見える尖った山は恵庭岳。
写真の左側、支笏湖の奥に見えるのは、樽前山と風不死岳です。
ああ!みんな素敵だわ!
正直、これ以上登っても、ここよりキレイな景色は見られません。いったん、いっぷく…。
午前11時 いっぷくタイム
絶景を見て満足したのですが、一応ピークは踏みたい…。
あと30分程度かんばるために、おやつタイムです。
以前勝手にやっていた企画「47都道府県山おやつ」で、いろいろなおやつを食べた結果、最強だと感じた、大福。
ロケ帰りに、もち米生産量日本一である名寄の道の駅に寄って、買ってきた一品をいただきます。
うーん!おいしい!!!もっちもち!
午前11時30分 山頂
無心で登り続け、たどり着いた山頂。
雪の照り返しで眩しすぎる山頂。眩しすぎてほぼ見えていませんが、景色はこんな感じ。
こっちもキレイなのですが、8合目が素晴らしすぎた…。山頂の滞在時間は1分でした。
イチャンコッペ山の「言いたいことは山々ですが」
下山の景色もきれいなイチャンコッペ山。
恵庭岳の山容の美しさには見とれてしまいますね。
恵庭岳は登るよりも、眺める方がキレイな山かも…と感じた、きょうこの頃。
ふと、小学生のころに言われた一言を思い出しました。
「みっちゃん(私)は、ぱっと見ブスだけど、じっと見るとかわいい。Nちゃん(友達)は、ぱっと見かわいいけど、じっと見るとブス」
この時代にそぐわないルッキズム発言。
記事を書きながら思わず笑ってしまいましたが、これ、どういう意図だったんでしょうか。
造形は整ってないけど、愛嬌はあるよ…ってコト…!?
思い返せばNちゃんは、かわいい!と評判の転校生で、ちょっと気が強い子でした。
振り回されていた私を励ますために、発した言葉だったのかな…!?
…いや、普通に褒めてほしいわ!!(笑)
相手はもう覚えていないだろうから聞けないけど、良くも悪くも、言われた側はずっと残ります。言葉はプレゼントですね。
恵庭岳さん。あなたは、ぱっと見もじっと見も、登っても、素敵な山ですよ。
そんなことからいろいろな思い出を振り返りながら歩いたら、いつの間にか下山していました。
心の整理にも、体のスッキリにもつながる登山。やっぱり大好きです。
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。24年10月からHBCラジオで「言いたいことは山々ですが」(毎週金曜午後5時45分~6時半)スタート!HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は登山時(2025年2月)の情報に基づきます。