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じつはすごい健康食材!「白菜」に含まれる“6つの栄養”「意外…!」「お正月に食べたい」

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じつはすごい健康食材!「白菜」に含まれる“6つの栄養”「意外…!」「お正月に食べたい」

寒い季節のお鍋には欠かせない「白菜」。よく見かける身近な定番野菜ではありますが、白菜を食べることでどのような健康効果があるのかはよく知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、老舗の青果仲卸業「小林青果株式会社」さんに”「白菜」に含まれるたくさんの栄養素と、その健康効果”について教えていただきました。

教えてくれたのは……小林青果株式会社さん

創業以来70年以上にわたり、北九州中央卸市場にて青果の生産者と小売店舗のバイヤーを結ぶ仲卸業を営む小林青果株式会社。九州各県だけでなく、全国各地から旬の食材や特性の強い商品を仕入れ、お客様へお届けしている。安全で安心できる食品の提供はもちろん、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼を大切にしている。

「白菜」に含まれる6つの栄養素とは?

白菜は水分が多く栄養価の低い野菜と思われがちですが、じつはカリウムやカルシウム、ビタミンCなどの体に必要な栄養素が豊富に含まれています。
今回は、白菜に含まれる6つの栄養素と、体の健康をサポートしてくれる白菜の効果や効能についてご紹介します。

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1.カリウム

カリウムは体内の塩分バランスを調整し、むくみの予防や血圧の調整に役立ちます。

2.カルシウム

カルシウムは骨や歯の健康を維持するために重要な役割を果たします。骨密度を高め、骨折のリスクを減少させる効果があります。また、筋肉の収縮や神経伝達にも関与しており、体全体の機能をサポートします。

3.ビタミンC

白菜にはビタミンCが豊富に含まれており、免疫力を高める効果があります。また、抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐのにも役立ちます。

4.葉酸

白菜には葉酸も含まれており、赤血球の生成や胎児の正常な発育に関与しています。特に妊娠中の女性にとって重要な栄養素です。

5.ビタミンK

骨の健康に重要なビタミンKも含まれています。ビタミンKはカルシウムの骨への沈着を助け、骨密度を高める効果があります。 

6.食物繊維

白菜には食物繊維が含まれており、腸内環境を整える効果があります。便秘の予防や改善に役立ちます。

「白菜」のおいしさを閉じ込めた”おすすめレシピ”

白菜に含まれるビタミンCや葉酸、カリウムは水に溶けやすい栄養素です。また、ビタミンCや葉酸は熱に弱い性質があるため、おすすめの食べ方を2つご紹介します。

1. 生のままサラダで食べる

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白菜の内側の葉っぱは柔らかく甘みが強いので、ぜひ生のままサラダで食べてみてください。

2. 鍋やスープで煮汁ごといただく

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白菜のゆで汁には養分がたくさん流出しています。逃さず体に取り込むためにしっかり汁ごといただきましょう。

おすすめレシピ

【豆腐と白菜のうま煮】

(材料)

・豆腐

・白菜

・しいたけ

・長ネギ

・水…150cc

・白だし…大さじ2

・醤油…大さじ1

・片栗粉…適量

・おろし生姜……お好みで

(作り方)
具材はスープの量に合わせてお好みで調節してください。
具材が煮えたら調味料で味を整え、最後に片栗粉でとろみを出したら完成です。

「白菜」はダイエットにも最適!

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じつは、白菜は栄養以外の面でも大きな長所を持っています。
白菜のカロリーはなんと100gあたり、13kcalしかありません。和・洋・中どんな料理にも合い、使い勝手がよく、さらに低カロリーの野菜なんです。
また、旬を迎える冬には他の野菜に比べて比較的安く手に入るのもおすすめポイントです。
お正月にカロリーをとりすぎたら、栄養が豊富で低カロリーの白菜を食べて体をリセットしてくださいね。

鈴木杏/ライター

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