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2024年はモネに大注目!

アイエム[インターネットミュージアム]

日本でも人気の印象派を代表する画家、クロード・モネ(1840-1926)。一瞬の光を捉えて、自然の変化を画面に映しだし、晩年にはジヴェルニーの睡蓮の池を主題にした大画面の作品に取り組みました。2024年は、特にモネの当たり年。現在開催中、これから開催される、モネを取り上げた注目の展覧会4選をご紹介します。


代表作〈睡蓮〉に囲まれて、モネの世界に浸る

国立西洋美術館「モネ 睡蓮のとき」

待ち遠しいのが、国立西洋美術館で開催される「モネ 睡蓮のとき」。“光の画家”モネの集大成となる、晩年の制作に焦点をあてて世界最大級のモネ・コレクションを誇るマルモッタン・モネ美術館から、日本初公開作品7点を含む、厳選されたおよそ50点が来日します。最大の見どころは、2メートルを超える大画面で〈睡蓮〉に囲まれた展示空間。10月5日から開催です。


映像や音響、バーチャル体験などを通して世界観を感じられるイマーシブ展覧会でも、モネは大人気です!

モネが見た光の世界へ没入

角川武蔵野ミュージアム「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」

角川武蔵野ミュージアムでは、恒例となった巨大空間で360度楽しめる体感型デジタルアート劇場を開催中。第4弾となる今回は、クロード・モネをテーマに、モネが見た景色や人物、作品からモネの人生や作品世界を音楽とともに追体験していきます。


クラシック音楽と最新のイマーシブ技術で楽しむ印象派

日本橋三井ホール「モネ&フレンズ・アライブ」

2024年は、第一回印象派展が開催されてから150周年を迎えます。日本橋三井ホールでは、巨大なスクリーンにクロード・モネやカミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、エドガー・ドガらの作品を投影。光、色、音、香りのなかで大胆な筆遣いを楽しめます。「モネ&フレンズ・アライブ」は、9月29日まで、日時指定制で開催中です。


美術館で《睡蓮》を初めて購入したウスター美術館

東京都美術館「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」

ボストン近郊に位置するウスター美術館は、古代エジプトから現代美術まで約40000点のコレクションを誇り、印象派作品も数多く収蔵。「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展では、日本初公開の約50点を含む印象派の名作が来日しています。展示作品のモネの《睡蓮》は、ウスター美術館蔵が1910年に購入したもの。実は《睡蓮》を世界で初めてを購入した美術館でもあります。


開催中・これから見れる「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」

東京都美術館「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」

東京富士美術館では、10月29日まで「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」を開催中です。また、10月から来年にかけて、あべのハルカス美術館へ巡回します。知られざるアメリカ印象派を知れる大切な機会です。

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