【Q2決算】アークランズ(新潟県三条市)が増収減益 人件費や原材料価格の高騰など響く
アークランズ株式会社 本社
アークランズ株式会社(新潟県三条市)は10月3日、2026年2月期第2四半期決算短信(連結)を発表した。
売上高は1,707億5,200万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は88億7,800万円(同12.8%減)、経常利益は87億6,000万円(同13.8%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は56億8,000万円(同9.5%減)となった。
小売事業の主力のホームセンター部門は、家庭用品やカー・レジャー用品が堅調だった一方、建築関連資材・DIY用品は伸び悩んだ。一方で、リフォームサービスは2024年7月に完全子会社化したフレッシュハウスの寄与により売上高及び営業収入は前年同期比60.3%増、ペット事業は2025年6月に完全子会社化したペッツファーストホールディングスの寄与により売上高及び営業収入は同32.0%増となった。
小売事業全体の売上高及び営業収入は1,392億3,500万円(同6.9%増)、営業利益は42億200万円(同14.6%減)となった。売上総利益率が改善したことに加え、販売費と一般管理費は宣伝広告のデジタルシフトや物流の効率化などにより抑制を図ったが、新規出店コストや人件費単価、水道光熱費の増加が負担となった。
外食事業の売上高は296億2,100万円(同11.3%増)、営業利益は25億8,500万円(同20.1%減)。とんかつ専門店「かつや」などが好調で既存店売上高を押し上げたが、原材料高や水道光熱費の増加も影響し減益となった。
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