DeNA藤浪晋太郎が日本球界復帰後初登板、中日は“DeNAキラー”松葉貴大
2022年の中日戦防御率1.29の藤浪
DeNA藤浪晋太郎が17日の中日戦(バンテリンドーム)に移籍後初先発する。
阪神からポスティングシステムでMLBアスレチックスに移籍したのが2023年。同年シーズン中にオリオールズに移籍し、計64試合で7勝8敗2セーブ5ホールドをマークした。
しかし、メッツ傘下でプレーした昨季はメジャー昇格できず、マリナーズとマイナー契約した今季もメジャーに上がれず6月に自由契約。7月にDeNAと契約し、3年半ぶりに日本球界に復帰した。
移籍後は二軍で3試合に登板。前回8月6日のイースタン・リーグ巨人戦では3.1回69球を投げて3安打7四死球5失点で降板した。
与四球率は8.59と高く、制球難は相変わらずだが、2022年の中日戦は14イニングで17奪三振、2四球、2失点で防御率1.29。7回1失点で勝ち投手になった同年8月27日以来のバンテリンドームに順応できるかどうかがポイントのひとつだろう。
チームはCSに向けて負けられない戦いが続く。人気、知名度は抜群の藤浪が、大逆転の連続日本一へ救世主となるか。
DeNA戦は2戦2勝、防御率0.00の松葉
一方の中日は松葉貴大が先発する。今季は19試合で7勝8敗、防御率2.40。安定した投球を続けているが、6月22日の日本ハム戦以来、白星から遠ざかっている。
DeNA戦は2戦2勝、防御率0.00と相性抜群。3月29日は7回2安打無失点、4月20日は6.1回3安打無失点と文句なしの内容だった。
オリックス時代の2014年に挙げた自己最多の8勝まであとひとつ。初の2桁勝利のためにも、CSを争うチームのためにも勝ちが欲しい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・赤星優志-阪神・才木浩人(東京ドーム)
広島・遠藤淳志-ヤクルト・奥川恭伸(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
楽天・M.ヤフーレ-日本ハム・伊藤大海(楽天モバイル)
オリックス・髙島泰都-西武・隅田知一郎(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・L.モイネロ-ロッテ・西野勇士(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部