戦争も震災も乗り越えた灘の老舗『土居精肉店』が提供する週末限定スティックバーガー 神戸市
テレビなどメディアにたびたび紹介される人気のハンバーガーが、神戸市灘区のレトロな市場内で提供されていると知り取材に行ってきました。
お店があるのは灘中央市場内。『土居精肉店』という1930年創業の老舗精肉店が今回の目的地です。
同店は全国的に見ても珍しい”黒毛和牛のメス牛のみ”を扱うお店。甘みやコク、栄養素にも優れている自慢の肉をもっと気軽に楽しんでほしいと始めたのが今話題のハンバーガーなんです。
週末とイベント時のみ提供されるハンバーガーはレギュラーサイズ・ミニサイズ・ミニミニサイズのスティックバーガーの3種類のサイズから選べます。黒毛和牛100%と聞いてお値段の方は覚悟して訪れましたが、想像よりもリーズナブルでびっくり!小さめのサイズも揃っていて、大人も子どもも楽しめるのも嬉しいポイントです。
今回は「チーズバーガー」と「スティックバーガー」をオーダー。特別に近くで見学させていただきました。
自慢のパティは黒毛和牛100%!塩コショウ、少量のスパイスのみでシンプルに仕上げ、バンズは御影・六甲にある「ブーランジェリービアンヴニュ」のものを使用しています。全体のバランスにこだわり「バンズも最良のものを使いたい」そんな5代目の強い思いが届き、老舗店と有名店の夢のコラボが実現♪
良質な脂をギュッと閉じ込めたらチーズをかぶせて...。
完成したハンバーガーを見て、振り返るお客さんも続出です。
ハンバーガーはバーガー袋で、スティックバーガーはテイクアウト用になっていますが、市場内にはいくつかイートインスペースがあるのでそこでいただくこともできます。同店の前にあるテーブルや”防災空地”と呼ばれる休憩スポットが開放されています。
レギュラーサイズのチーズバーガーは肉の旨味をダイレクトに感じられるパティとバンズの相性が抜群!ソースやチーズなどもすべて無添加で「ハンバーガー=ジャンクフード」という概念を覆されるほどしつこさはなくさっぱりと食べられます。肉の臭みや雑味がないところにお肉のプロの技を感じました。
レギュラーサイズのハンバーガーと同じ素材、同じ割合で作られるスティックバーガーはかわいいビジュアルで大人も子どもも魅了する大人気商品!
手に持つと改めてその小ささにキュン♡大きさが違ってもその美味しさはそのまま。チェーン店のハンバーガーも馴染みがあって美味しいけれど、お肉屋さんが作ってくれたハンバーガーはやはり一味違います。
並んでいるお肉のことや料理のコツを教えてもらったり、世間話ができたり。そんな空気感は市場や専門店ならではの体験でした。『土居精肉店』は帽子をかぶったお兄さんたちが目印です。
場所
土居精肉店
(神戸市灘区水道筋3丁目25)
営業時間
8:00~18:30
定休日
水曜日