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「旨いもん見つけた！」第93回は大阪府と和歌山県で営業する永井翔さん。今回は今年2月まで担当していた九州は佐賀県鳥栖市のお店。佐賀県といえば玄界灘での釣りがお楽しみ。7～8月はイカメタルでねらうケンサキイカの最盛期。胴長20cm前後をレギュラーに40cm級のパラソルサイズもまじり3ケタ釣りも可能。磯からのロックフィッシュねらいも面白く従来から多かったアコウにオオモンハタだけでなく近年はアカハタの姿もよく見かけるようになったとか。暑い時期なので涼しい朝マズメだけの釣行がよいかもしれない。

磯釣りが大好きな永井さん。左のグレは生口島のフカセ釣りでゲットした40cm。右のヒラメは以前の営業エリアから近かった有明海の遊漁船で釣り上げた50cm級

とにかくガツンとニンニクマシマシで！

「汁あり豚ラーメン」＆「汁なし豚ラーメン」夢を語れ 鳥栖総本店

「とにかくボリューミー！ 普通サイズでも一般的なラーメンの3倍近くの量があります」と永井さんが言うのが、九州で二郎系ラーメンの人気店となった「夢を語れ 鳥栖総本店」だ。このお店を手がけるのが創業者である西岡津世志さんとのこと。

「夢を語れ 鳥栖総本店」は目を引く派手なブルーが目印。壁面にもどでかくラーメンの写真が載せられ食欲をそそる

「九州ではほとんどなじみがなかった二郎系ですが、そのガッツリ度が受けて若者を中心に大人気です」とのこと。定番は「汁あり豚ラーメン」で「汁なし豚ラーメン」も人気。また不定期だが時期によって食べられる「限定ラーメン」も人気で、「限定ラーメン」発売のタイミングには朝早くから行列ができるのだとか。

「汁あり豚ラーメン」は醤油ベースに豚からとった出汁が特徴で、麺は噛みごたえのある太麺でとにかく大量。スープには大量の背脂が入っており、特大のチャーシューにモヤシ、ネギなど野菜もどっさり。

永井さんいわく「よりガツンと来る」のが「汁なし豚ラーメン」で、醤油のカエシをそのままぶっかけた感じで「油そば」に近い食感なのだとか。

大量の麺が見えないほどチャーシュー、野菜、そしてニンニクが盛られた「汁あり豚ラーメン」

「汁なし豚ラーメン」も人気で熱い夏にガツンといくならこっちかも？ ニンニクマシマシでスタミナつけよう！

またトッピングのニンニクを自由にオーダーできるのも特徴で「ニンニクマシマシ」というのが人気だし、永井さんも例にもれず「マシマシ」信奉者。ただし「ニンニクの量は自己責任で」とのこと。ということで仕事中のランチで利用するのは勇気がいるが、「釣りの帰路の晩ご飯や休日のランチで利用するのがいいでしょう」とのこと。またニンニクだけでなく野菜の量もオーダー可能。ニンニクも野菜もラーメンが出てくる前にかならずコールすること。

夢を語れ 鳥栖総本店

住所：佐賀県鳥栖市田代大官町845-2
HP：https://yumewokatare.net/tosu/

腰があるツルンとした食感がクセになる

「鶏白湯うどん」＆「冷やし肉ぶっかけうどん」笑顔が見たいから

「笑顔が見たいから」は「夢を語れ」を手掛ける西岡氏が2023年初めにオープンした別形態の店で「夢を語れ総本店」から車でわずか5分。ここでの永井さんのおすすめは「鶏白湯うどん」と「冷やし肉ぶっかけうどん」だ。

「笑顔が見たいから」は99台収容できる広い駐車場で大型トラックもOK。店内も広く頻繁にイベントを開催。飲食のほかにもいろいろな催しがある

「柔らかいうどんが定番の九州ですが、このお店はコシのあるツルっとした食感がウリです」とのこと。地元では馴染みが薄いテイストのうどんだが「出汁がとても美味しいのでリピーターも増えている」のだそうだ。

「鶏白湯うどん」は鶏からとった甘めの出汁がとても美味しく、牛肉、サクラエビ、油かすのトッピングもよくマッチ。「冷やし肉ぶっかけうどん」はカツオ出汁ベースだが、トッピングの牛肉にはしっかり味がついており見た目以上にパンチがあるのだとか。

寒い冬は「鶏白湯うどん」がおすすめ。口にするまで味がイメージしにくいが、しっかりした甘めの出汁で絶品。付け合わせの甘く煮た牛肉がこれまた美味しい

「冷やし肉ぶっかけうどん」は夏におすすめ。しっかりしたカツオ出汁でさっぱりしているがパンチ力も半端じゃない！

フードコートのようなとても広い店舗で、うどんのほか「夢の一歩」という夢を語れの系列店舗も併設し、うどんだけでなく二郎系ラーメンも食べられるので、休日はかなり混雑するのだそう。

「ここは営業所内勤時のランチでよく利用してました。まるで社員食堂のような気分で食べてましたね」と九州営業時代を懐かしむ永井さんだった。

笑顔が見たいから

住所：佐賀県鳥栖市養父町65-1
X（旧Twitter）：https://x.com/egao_mitai