ミュージカル『この世界の片隅に』昆夏美・海宝直人の出演回、大原櫻子・村井良大の出演回をテレビ初放送
CS放送「衛星劇場」にて、2024年に上演されたミュージカル『この世界の片隅に』がテレビ初放送されることが決定した。昆夏美・海宝直人出演回を11月10日(日)に、大原櫻子・村井良大出演回を11月17日(日)に放送する。
日本中が涙した不朽の名作を、アンジェラ・アキのオリジナル楽曲に乗せて、世界初のミュージカル化した本作。
こうの史代による原作漫画『この世界の片隅に』(ゼノンコミックス/コアミックス)は、太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語でありながら、つつましくも美しい日々とそこで暮らす人々が淡々と丁寧に描かれ、それゆえにいっそう生きることの美しさが胸に迫る。2度に亘る映画化、実写ドラマ化と、様々に形を変えて永遠に残り続けるであろう不朽の名作を、ミュージカルとして新たに上演。
脚本・演出は、原作コミック『四月は君の嘘』をミュージカル作品として成功へと導いた実績もある上田一豪。ミュージカル全編を彩る珠玉の音楽を手掛けるのは、歌い継がれ続けている 国民的合唱・卒業ソング「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を作詞・作曲し、2014年の渡米からミュージカル音楽作家として10年ぶりに再始動するアンジェラ・アキ。
キャストは、絵を描くことが大好きな主人公の浦野すず役を昆夏美と大原櫻子がWキャストで、すずが嫁ぐ相手の北條周作役を海宝直人と村井良大のWキャストで出演。すずと周作の三角関係となる白木リン役を平野綾と桜井玲香がWキャストで、そしてすずと幼馴染で淡い恋心をいただいていた水原哲役を小野塚勇人と小林唯がWキャストで、すずの妹の浦野すみ役には小向なるが、周作の姉ですずにとっては義姉の黒村径子役を音月桂が務めた。
なお、海宝直人、村井良大の出演作品として音楽劇『ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~』、ミュージカル『アリージャンス~忠誠~』、舞台『西遊記』も放送される。