Yahoo! JAPAN

ゾウ1頭、人間なら20人の致死量の毒を持つ世界最大の毒ヘビ、でも意外と温厚?なキングコブラの生態とは【眠れなくなるほど面白い 図解 ハンター生物の話】

ラブすぽ

ゾウ1頭、人間なら20人の致死量の毒を持つ世界最大の毒ヘビ、でも意外と温厚?なキングコブラの生態とは【眠れなくなるほど面白い 図解 ハンター生物の話】

キングコブラ

キングコブラはインドからインドシナ半島、中国南部にかけての熱帯雨林や平原に生息します。体長は3~5.5mで、世界最大の毒ヘビです。キングコブラは爬虫類を食べることもありますが、主に好んで食べるのは他のヘビ類。ヘビ類の頂点に立つということから「ヘビの王様」と目されたのが名前の由来です。また、学名には「ヘビを食べるもの」という意味があります。

コブラは毒を持つヘビのうち、半身を持ち上げるように直立し、威嚇するときに首の部分を広げることができるヘビの総称です。他のコブラは威嚇するときにその場にとどまるのに対し、キングコブラはそのままの姿勢で前進することができるため、高い攻撃力を持つのが特徴です。鎌首をもたげて威嚇する姿が雄々しい反面、クリッとした小さな目に愛嬌があり、キャラクターにもよく使われるなど、なじみのあるヘビでもあります。

キングコブラが獲物をとるときは、相手の頭部の付け根を狙って噛みつきます。そして即座に牙から毒液を注入し、獲物の体を麻痺させて死に至らしめます。他の毒ヘビを狙うこともありますが、キングコブラの毒は、他のコブラに比べると毒性は強くありません。しかし、体が大きいだけに一度に注入される毒の量が多く、ひと噛みで約7㎖の神経毒を注入できます。これはゾウ1頭、人間なら20人の致死量に相当し、噛まれた獲物はたとえ毒ヘビであろうとひとたまりもなく、短時間で死に至ります。獲物が死ぬとゆっくりと丸飲みするのがキングコブラの捕食方法です。しかし、警戒心が強く、繁殖期を除くと性質は温厚です。よほど危険な目に遭わせない限り、人間が襲われることはありません。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 ハンター生物の話』
監修:今泉忠明 日本文芸社刊

執筆者プロフィール
国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。
上野動物園の動物解説員を経て、「ねこの博物館」(静岡県伊東市)館長。著書も多数。

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 【なんば】都会の夜景とBBQを楽しめるビアガーデンが今年もオープン

    PrettyOnline
  2. 【動画】「大阪・関西万博」会場内オフィシャルストア公開 土産物など販売

    OSAKA STYLE
  3. 小栗旬が子どもの体を優しくふく「パパの姿」にときめく!

    動画ニュース「フィールドキャスター」
  4. 「去年の春物」がサイズ的にピンチ……!今すぐ買い足したい「ゆるパンツ」5選

    4yuuu
  5. 吉岡里帆、ピッタリ衣装で「メリハリボディ」を披露

    動画ニュース「フィールドキャスター」
  6. SUPER★DRAGON 松村和哉ソロプロジェクト Cuegee 2nd配信EP『Role model』リリース決定!

    WWSチャンネル
  7. HoneyWorksサウンドプロデュース可憐なアイボリー 初のドラマタイアップ曲「恋のガイドブック」が4月2日(水)先行配信スタート!

    WWSチャンネル
  8. 湿気・皮脂・洗剤の飛び散り…。「洗面所の床」をまるごとスッキリ掃除術「もう臭わない!」「ピカピカ」

    saita
  9. 【お花見の起源】実は最初は「梅」の花見だった?ソメイヨシノはクローン桜

    草の実堂
  10. 横浜スタジアムが青一色に染まる「BLUE☆LIGHT SERIES 2025」5月21日(水)はNovelbrightが来場決定 初のハマスタライブパフォーマンスも実施

    WWSチャンネル