“幻のクアトロスープ”とは⁉麺屋『天孫降臨 三宮本店』のラーメンが進化 神戸市
2012年5月にオープンし、来年13周年を迎えるラーメン屋『天孫降臨(てんそんこうりん)』(神戸市中央区)。今年11月よりラーメンが“幻のクアトロスープ”に進化したと聞き、三宮本店に取材に行ってきました。
「自家製麺」と48時間かけて完成させる「無化調の鶏白湯スープ」が人気のラーメン屋。三宮本店のほか、同店から西に徒歩10分ほどの距離に元町店も構えます。
メニューは、醤油・塩・味噌・まぜそば・つけ麺と毎週通っても飽きないラインアップ。麺の大盛りが終日無料になったり、公式LINEから友だち登録をすると「濃厚味玉子」を毎回サービスしてくれるうれしい特典もありますよ。
1番おすすめの「黒天降(くろてんこう)」を試してみることに。イチオシの「しお」 を選んでも、にんにく焦がし油が入っているため、さっぱりしすぎず濃厚な味わいが堪能できます。
鶏白湯・豚骨・魚介・和牛油が合わさり、これが四味一体の“クアトロスープ”に!一般的なラーメンのスープは、1種か2種の素材がベースとなり作られていることが多いですが、同店では2年の歳月を費やして4種のバランスを整えていったのだとか。
そのほか、羅臼昆布やうるめ節、香味野菜などもプラスしてより複雑に。スープ全体がクリーミーに泡立ち、あっさりながらもコクがある不思議な味わいです。それぞれの個性が丸くなり、はじめに肉の深みががつんと、余韻は魚介の爽やかさと黒マー油のコクが鼻へ抜けます。
元町の工房で作る自家製麺は石臼挽小麦粉をベースに仕上げ、スープと相性抜群。細麺ですが一本一本のコシをしっかりと感じることができ、もちもち食感がやみつきに。途中で卓上にある手作りの「青唐辛子酢」をプラスしてピリ辛に変化させてもOK!
「餃子ハーフ(8個)」や「チャーシュー小丼」「たまごかけごはん」をセットにすることも可能です。
餃子は、ラーメンのスープを混ぜて餡を作り、素材の旨みとジューシーな肉汁が口の中に広がります。皮も手作りでもっちり具合がたまりません。ニンニク控えめなので平日も安心ですね。
おいしさを引き立てる醤油ベースのタレのほか、コチュジャンやごま油などを煮込んで甘めに仕上げた味噌だれの2種で交互に楽しむことができます。
ラーメン屋ですが餃子のみの注文も大歓迎。お得なメニューやハートランド生ビールも用意されているので、ふらっと昼飲みするのもいいですね。
店内はカウンター席のみで、仕事の休憩や買い物ついでに利用するおひとりさまも多いそう。
「子育て中、たまのご褒美でラーメン屋に出かけた際、子どもたちが笑顔になりそれがパワーになった」と語るオーナーの藤本さん。その後ラーメン店育成学校に入学し、技術を磨いていったそうです。自身の経験から同店も小さな子ども連れ大歓迎♪
今後も変わらない味を守りつつ、トッピングに変化を付けて何度も通ってもらえたらとのことでした。
場所
麺屋 天孫降臨 三宮本店
(神戸市中央区三宮町2-11-1 センタープラザ西館1F)
営業時間
11:00~22:00(L.O.21:30)
※スープがなくなり次第終了
定休日
無