【三島・前田精肉店】創業80年超! 変わらない味のコロッケはお肉たっぷり「まえだのコロッケ」
静岡・三島市中心部にある「前田精肉店」は、80年以上の歴史を持つ精肉店です。絶品コロッケに舌鼓。「三島コロッケ」とは一味違う「まえだのコロッケ」に出会いました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも見慣れた街並みも裏を巡れば、そこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットをお散歩します。今回は三島市の中心地。三嶋大社から西へ延びる歴史街道「鎌倉古道」を散策しています。
鎌倉古道沿いにたたずむ80年超の精肉店
三島市の中心地、三嶋大社から西へ延びる歴史街道「鎌倉古道」。
鎌倉古道から少し入ったところで、「前田精肉店」という看板が目に入りました。
創業から80年以上、地元で愛される町の精肉店です。
前田精肉店5代目の前田雄太郎さんが迎えてくれました。
店内に入ると、ショーケースにはお肉がずらっと並んでいます。
かなり品ぞろえが豊富な予感がします。
前田精肉店では、お肉だけでなく総菜も販売しています。
しかし、お店を訪問したのは午後1時。総菜は、ほぼ売り切れてしまっていました。
前田精肉店 5代目・前田雄太郎さん:
総菜の販売は午前11時からと午後3時半からで、午前中の分は今あるだけになってしまいます
その中でも特に「まえだのコロッケ」が人気だそうです。
創業から変わらない お肉たっぷり「まえだのコロッケ」
特別に午後のコロッケを揚げてくれました。優しい店主に感謝です。
三島と言えば「三島コロッケ」が有名です。箱根西麓の三島馬鈴薯を使うご当地コロッケですが、前田精肉店のコロッケは独自で、お肉たっぷりの「まえだのコロッケ(110円)」。
創業から変わらぬ製法で作る伝統の味です。
さて、揚げたてのコロッケを食べてみます。
外の衣はカリカリ、中のジャガイモはとろとろで絶品。お肉もたっぷり入っています。
土日祝日は、昼の12時頃には売り切れてしまうほどの人気商品なのだそうです。
前田精肉店 5代目・前田雄太郎さん:
うちのコロッケは、お肉も多く使っていて、味もちょっと濃い目に作っています
コロッケにしっかり味が付いているので、ソースがなくてもおいしく食べられます。
精肉店ならではの品ぞろえ
コロッケだけでなく、「ポテトサラダ(240円)」や「シュウマイ(1個 60円)」などの他の総菜も豊富です。
シュウマイは1個売りなので、好きな個数で買えるのもうれしいポイントです。
お肉のショーケースには牛肉・豚肉・鶏肉などが並んでいますが、特に鶏肉と豚肉がメインで売れるそうです。
豚肉が並ぶ中に、「生らーめん(1玉 132円)」がありました。これはどういうことなんでしょうか。
それはラーメン用の「焼き豚(100g 345円)」を販売しているから。隣には「中華スープ(1袋 70円)」もありました。
ラーメンを作る際の食材がセットで購入できます。
また「豚ひき肉(100g 145円)」の横には、「ギョーザの皮(120円)」も並んでいました。
精肉店とは思えない、至れり尽くせりのサービスに驚きです。
もう一つの定番メニュー「豚の味付けホルモン」
もう一つの定番メニューとして教えてくれたのは、「豚の味付けホルモン(1袋 625円)」です。
前田精肉店 5代目・前田雄太郎さん:
当店で作ってる味付けホルモンです。豚の内臓のハツやタンなど混ぜてあります
豚のハツ・タン・レバー・モツなどを秘伝のタレに漬け込んだものだそうです。
そのまま焼くだけで、おいしいホルモン料理を楽しむことができます。
前田精肉店では豚を1頭買いしているため、ホルモンをはじめ、いろいろな部位を提供することができるというのも特徴です。
一般的なスーパーでは手に入りにくい部位も、ここでは購入できるかもしれません。
創業から変わらない味わい、売り切れ必至の「まえだのコロッケ」とあわせて前田精肉店のオリジナル商品でした。
お店には総菜の販売時間(午前11時〜、午後3時半〜)に合わせて行くのがおすすめです。
三島の鎌倉古道を歩いた際には、前田精肉店に立ち寄ってみてください。
■店名 前田精肉店
■住所 静岡県三島市中央町5-12
■営業時間 9:00~17:30
■定休 水
■問合せ 055-975-0460