現れたのは「等身大のリアルドール」主人公の“妄想”に付き合う人々の戸惑いと寄り添う姿を描く『ラースと、その彼女』BD化
映画『ラースと、その彼女』のBlu-rayが2025年4月25日(金)に発売される。
奇想天外なストーリー
優しい心の持ち主だが、極度に人づきあいが苦手なラース。そんな彼がある日、兄夫婦に“恋人”として紹介したのは、等身大のリアルドールだった――。
ラースの“妄想”に付き合うことになった周囲の人たちの戸惑いと寄り添う姿を描いた本作は、2008年に日本公開され、ロングラン大ヒット。奇想天外ながらも心温まるストーリーが広く受け入れられ、この年のミニシアター系映画を代表する人気作となった。
主演は、2004年の『きみに読む物語』でブレイクしたライアン・ゴズリング。これ以降『ブルーバレンタイン』『ドライヴ』『ラ・ラ・ランド』と、ジャンルにとらわれることなく活躍するスター俳優へと成長。
以前から定評のあった演技力は本作でさらに認められ、アメリカの芸能ジャーナリストが所属する団体・IPA主催のサテライト賞で主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)を受賞している。
監督を務めたのは、当時は新進気鋭のCMディレクターとして知られていたシドニー出身のクレイグ・ギレスピー。後に、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『クルエラ』『ダム・マネー ウォール街を狙え!』などのヒット作・話題作を次々に手がけることとなった彼にとって、『ラースと、その彼女』はまさに出世作と言えるだろう。
今回、日本初となるBlu-ray化に際し、メイキング的な映像集や削除シーンなどの特典のほかに、ライアン・ゴズリングやレオナルド・ディカプリオを持役にする内田夕夜や、女優として映画・ドラマでも活躍する魏涼子らが参加した日本語吹替音声も収録している。
『ラースと、その彼女』は2025年4月25日(金)セルBlu-ray発売