国産素材にこだわったボリューム満点の新感覚パスタ 龍野城下町にある『パスタときまぐれ料理 いちわ』で春野菜たっぷりのボロネーゼを実食 たつの市
龍野の城下町に “揖保乃糸のパスタ麺” を使用したこだわりのお店があるとの噂を聞き、取材に行ってきました。
お店の名前は『パスタときまぐれ料理 いちわ』。観光駐車場から数分離れた場所に店舗を構えています。
観光駐車場からの道中には「レゾンデートル」もあり、さらに先を行くと
サンドイッチが有名な「おまめや」さんが見えてきました。お店はそのすぐ横隣りにあります。
店内は古民家を改装した、お洒落な造り。
入口では靴を脱いでスリッパでお店に上がります。
店内は広々としており、心地の良い空間でゆっくりと寛ぐことができます。
厨房の奥では既に調理をされるシェフの姿が。
撮影に夢中になっていると、あっという間に料理が完成しました。
今回はお店自慢の「いちわセット」を頂きました。
まずは前菜から。左上より「ブリのカルパッチョ」「タコとワカメのトマトソース」「カモの燻製・バルサミコソース」「チェリートマトのコンポート」「牡蠣のリエット」「鳥ハムとキャロット・エ・ラペ」「ローストビーフのツナソース」「ポテトサラダ」と豪華なラインナップです。
ちょっとずつ食べたいという思いを一皿に込めたこの前菜は細部まで手間暇を惜しみません。
ローストビーフにはツナのソースで仕立てられており、コクのあるツナのソースは生のお肉が苦手な方でも召し上がりやすいように、心配りをされているそう。しっとりと仕上げられた鳥ハムはカレーの風味がきいたキャロット・エ・ラペとさっぱりとした玉葱ソースが良く合います。
そしてお待ちかねの揖保乃糸のパスタ。本日はお店の中でも人気なボロネーゼを季節風にアレンジした、見た目も華やかな『春野菜のボロネーゼ』を頂きました。アスパラガス、スナップエンドウ、筍、マッシュルームにしめじ。旬の野菜が一皿にどっさりと入っています。
こだわりはそれに留まらず、食感を生み出す為にわざとハンバーグ状に焼いたひき肉をあえて崩してソースに使用するという徹底ぶりには脱帽です。
ボロネーゼソースにヤギのチーズが合わさり、さっぱりとしながらもとてもコクのある味わい。そして驚くのはその”のど越し”です。ツルツルとしたのど越しは揖保乃糸の製造ならでは。カッペリーニのように細めで、リングイネのように少し平たく楕円になっているので、ソースがよく絡みます。
「揖保乃糸のパスタを茹でると、実は普通のパスタの一人前より多くなる」とオーナーさんがいう通り、ボリューム満点!
本日のスープはジャガイモととうもろこしのポタージュでした。スープはブイヨンから手作りされる本格派。ブイヨンの旨みがきいているので塩のみで味付けされているのにコクがある上品な味わいです。
お店で提供するほとんどの材料が国産。そしてブイヨンやソースも含め大半が手作り。「手間暇を惜しまず美味しい料理を提供したい」とオーナーの金本さんは語ります。
新しいスタイルのパスタを提供する『いちわ』の料理を是非ご賞味ください。
場所
パスタと気まぐれ料理 いちわ
(たつの市龍野町本町166)
時間
Lunch 11:00~15:00(L.O.14:00)
Dinner 18:00~22:00(L.O.21:00)
定休日
木曜日、第3日曜日
TEL
0791-72-8999
駐車場
近隣に『たつの市営駐車場』有り(1日300円)
(たつの市龍野町川原町)
※たつの市営駐車場(川原町)から「いちわ」までは徒歩3分