今年はレア!須磨の『綱敷天満宮』で「紅冬至」と「枝垂れ梅」が同時に見ごろを迎えています 神戸市
「須磨の天神さま」として親しまれる『綱敷天満宮』(神戸市須磨区)で梅が見ごろを迎えています。
境内には約30種120本の梅が咲き誇り、多くの参拝者でにぎわっています。
例年は、淡いピンク色の「紅冬至」が1月〜2月上旬に咲き、終わる頃に「枝垂れ梅」が咲き始めるそうですが、今年は「紅冬至」の開花がかなり遅かったため、両方同時に楽しむことができます。ほとんどの梅が同時に開花している状態はとても珍しいそうです。
白、淡いピンク、濃いピンク・・・馥郁たる香りに気持ちも華やぎます。
多くの人がカメラを構えている先を見てみると、かわいいメジロが2羽、梅の花の間にとまっていました。明るい緑色のくりんとした目のメジロがちょこちょこ動く様子はとても愛らしいです。“梅にメジロ”を写真に収めようと集まるファンも多いそうですよ。
本殿奥の梅園だけでなく、鳥居の横や社務所横、手水舎の横など境内全体にさまざまな種類の梅の花を見ることができます。ゆっくり歩いて回っても数十分ほどなので、あまり歩き回らずにお花見を楽しみたい人にもぴったりです。
境内にはユニークなご利益スポットも点在していて写真映えスポットがたくさん。わんちゃんやねこちゃんと一緒に記念撮影をしている人もいらっしゃいましたよ。
厳しい寒さに耐えてこそ美しい花を咲かせる梅。菅原道真公を祀る神社ですので、進学や新しい生活に向けてお詣りするのもよいですね。
満開を過ぎた木もありますが、つぼみが多い木も見られるため、まだしばらく楽しめそう。
美しいお花と良い香りにはパワーがありますね!境内をゆっくり一周した後は、とても幸せな気分で一日を過ごすことができました。
場所
綱敷天満宮
(神戸市須磨区天神町2-1-11)
時間
9:00~16:30
問い合わせ
TEL 078-734-0640
駐車場
20台分あり