これ買ったら間違いない【富山のお土産・加工食品編】ブラックラーメンは10位…ご当地グルメのお土産「ととやま」で2024年にもっとも売れたのは？
富山駅前のCiCビル1階にある土産物店「ととやま」。
菓子や地酒から雑貨・民芸品まで、年間のべ1800点以上もの品が揃う県内最大級の土産物売り場です。
富山のお土産を求める観光客やビジネス客はもちろん、これから県外へと向かう地元民も手土産を探しにやって来ますが…どうせならご当地でしか手に入らないグルメやグッズから、おくって本当によろこんでもらえるものを選びたいですよね。
土産物店「ととやま」の売れ筋ランキングを紹介するシリーズ。今回は、富山ブラックラーメンや氷見うどんなどの麺類やレトルトカレー、特産のかまぼこなどの水産加工品など、富山グルメをお持ち帰りできる加工食品コーナーのランキングです。
※富山県いきいき物産（株）「ととやま」調べ 2024年1月1日～11月30日の売上数ランキングです
※記事内の商品名・写真・価格等はすべて2024年11月末時点のものです
第10位 自宅で簡単【富山ブラックラーメン 寿がきや】
富山ブラックラーメン（カップ） 寿がきや
早くも10位に登場したのが、富山のご当地ラーメン。真っ黒な醤油スープが特徴のブラックラーメン、通称「富山ブラック」です。
自宅で簡単に味わえる袋麺や生麺タイプのものなど、商品は多数ありますが、「ととやま」では手軽で簡単に味わうことができるカップ麺が人気です。
ちなみに、富山駅から徒歩10分圏内、旅のすき間時間や途中下車でも立ち寄りやすい富山ブラックの店もあります。店によって味やコンセプトはさまざま。いろんな富山ブラックを味わってみてください。
第9位 お手軽＆豪華におうちで【白えびかき揚げ（タレ付） 】
なかしま 白えびかき揚げ（2個 タレ付）
富山湾の宝石とよばれる「シロエビ」のかき揚げ。丼や麺類などで味わえる富山の名物のひとつです。おいしいものの、作るとなると大変なかき揚げ。家でも食べたいけど、なかなか面倒ですよね。
そんな人にオススメなのが、冷凍のかき揚げです。国産の玉ねぎ、にんじん、小松菜をベースに1枚1枚、丁寧に手揚げしています。オリジナルのタレもついていて、電子レンジであたためるだけで家でも簡単にシロエビの味を楽しむことができます。
第8位 ごはんとの相性抜群【ほたるいか 沖漬】
川村水産 ほたるいか 沖漬
8位は、富山湾の神秘と称される「ホタルイカ」の沖漬け。富山の土産物としては昔から定番のアイテムです。
こちらの商品は、新鮮なほたるいかに醤油とみりんを加えて海洋深層水で仕込み、コクと旨味をのせた塩辛です。そのままアツアツのごはんにのっけて食べると、ごはんが進みます。大根おろしとの相性も抜群です。
第7位 おでん・うどんにも【幸のこわけ おむすび白とろろ】
幸のこわけ おむすび白とろろ
富山県民にとってなじみの深い食材、昆布。江戸時代に北海道や日本海沿岸の港から関西方面へ米などの物資を運んでいた北前船の寄港地になっていたため、北海道からもたらされた昆布が富山の食文化に根付いたと言われています。
お土産トップ10には、「おむすび白とろろ」と「おむすび黒とろろ」の2つがランクイン。全国で一般的に知られているとろろ昆布のことを富山では「白とろろ昆布」と呼び、おむすびだけではなく、お吸い物、おでん、うどんなど、さまざまな料理に広く使われます。
「越中富山 幸のこわけ」は、富山の良質な食材や自然の恵みを「おすそわけ」するというコンセプトで開発された土産物のシリーズ。女性でも手にとりやすいおしゃれなパッケージとサイズ感が特徴です。手軽なサイズなので、自分用のお土産に重宝します。
第6位 絶妙な干し加減【幸のこわけ ほたるいか浜干し】
幸のこわけ ほたるいか浜干し
富山湾で獲れたホタルイカを深層水につけてそのまま丸干しに。添加物は一切使っておらず、絶妙の干し加減で、噛んだ時に中からワタ（内臓）がトロッと出てきます。
噛めば噛むほどうま味がでてきて、お酒の肴、おやつにもオススメです。食べるときに少し炙ると、ワタが溶け出して香ばしい風味が広がります。
第5位 手延べ・寒仕込みの伝統製法で作る【大門素麺】
大門素麺
兵庫や奈良、島原に小豆島と、全国に名の知れたそうめんの産地は多数ありますが、知名度はさほど高くないまでも品質と手間では他の産地に負けないのが「大門素麺（おおかどそうめん）」。
チューリップの栽培で知られる富山県砺波市の大門地区の特産品で、170年以上受け継がれる伝統の手延べ製法で作られています。寒冷期に庄川の伏流水を使い、寒風にさらして麺を引き締めるのが特徴で、風味や香りの高さもさることながら、コシの強さが最大の魅力です。
手延べの長い麺を切らずに、丸まげ状にくるくると丸めて包装されているのも大門素麺ならでは。
細いそうめんののどごしと一緒に、ふしの太い部分を食べられるのもちょっとオトクな感じがして楽しいですよ。
第4位 もちもちのコシと粘り【氷見うどん（太麺）】
海津屋 氷見うどん（太麺）
4位は、氷見うどんの太麺。手延べによって生み出されるコシが自慢で、その食感は日本3大うどんと称される讃岐うどんにも負けないほど。水で締めたざるうどんでも、あたたかいかけうどんでもモチモチした食感を楽しめます。
鍋で煮込んでもコシのある食感が損なわれないことから、寒い季節には鍋焼きうどんにも用いられます。
細麺と太麺があり、ざるには細麺、煮込みには太麺が適しているので、好みに応じて選んでください。
第3位 ごはんがすすむ【幸のこわけ おむすび黒とろろ】
幸のこわけ おむすび黒とろろ
3位は、「おむすび黒とろろ」。昆布ロードゆかりの北海道産昆布のみを厳選し、味に深みを出すため三温糖を使用しています。自然のうまみが凝縮し、酸味の利いたヘルシーフード。おむすびにまぶしたり、ごはんにかけたり、富山県民おすすめのごはんのおともです。
第2位 全国的にも珍しい昆布のかまぼこ【小巻 昆布】
河内屋 小巻 昆布
おいしい海の幸に恵まれる富山県は古くからかまぼこの生産が盛んで、1世帯あたりのかまぼこ支出額も全国トップクラスのかまぼこ県。独特の赤巻きかまぼこや贈答品に用いられる飾りかまぼこなどバリエーションも豊富で、お土産用にもさまざまな商品が作られています。
そんな数あるかまぼこの中から第3位にランクインしたのが、全国的には珍しい昆布巻きかまぼこです。
富山のかまぼこは一般的な板付きのかまぼこと違って、赤く着色した薄皮にすり身をのせた独特な形状の赤巻きがスタンダード。そして、その昆布版の昆布巻きも人気です。
北前船の交易が盛んだった富山ならではの昆布巻き。昆布で巻いたほうが作りやすく、見た目が美しい上においしかったことから独自に進化したと言われています。
▽かまぼこに関する記事は下記のリンクもどうぞ！
第1位 食感とコシが味わい深い【氷見うどん（細麺）】
海津屋 氷見うどん 細麺
特産のかまぼこや富山ブラックを抑え、堂々の1位に輝いたのは氷見うどんの細麺。2023年に続いての連覇です。
手延べによって生み出されるコシが自慢で、その食感は日本3大うどんと称される稲庭うどんにも負けないほど。水で締めたざるうどんでも、あたたかいかけうどんでもモチモチした食感を楽しめます。
4位にランクインした太麺とともに高い人気を誇りますが、ざるうどんなどで食べる場合は細麺が向いています。好みに応じて太麺と細麺を楽しんでください。
写真は、細麺の麺生地にもち米を練り込んだ「餅めん」。細麺よりさらにつきたての餅のような食感と粘りを楽しめます。
▽氷見うどんに関する記事は下記のリンクもどうぞ！
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【ととやま】
住所 富山県富山市新富町1丁目2-3CiC内
営業時間 10:00～20:00
定休日 CiCに準ずる