ジェレミー・レナー、瀕死事故からの回復を綴る回顧録が4月に米刊行決定
巨大除雪車に轢かれて瀕死の重傷を負った『アベンジャーズ』のジェレミー・レナーが、自らの回復経験を綴った回顧録『My Next Breath(原題)』を2025年4月29日に米国で出版することが決定した。米が報じている。
2023年1月1日、レナーは除雪車に轢かれそうになった甥を助けようとした際、 鈍的胸部外傷と38ヶ所の骨折という重傷を負い、生死の境を彷徨った。その後、過酷なリハビリを重ね、事故から約1年で俳優業に復帰するという奇跡の復活を果たし、多くの人々に感動を与えた。
イギリスの出版社マクミラン・パブリッシャーズによると、『My Next Breath』は事故とその予後を細部にわたって綴り、長期にわたる回復の過程と、その経験がレナーの人生に与えた影響も明かされるという。
マクミランは「本作は、彼に起こった出来事を単に凄惨な描写で綴ったものではありません。ジェレミーが回復の道のりを語り、苦しみが与えた影響を振り返りながら、行動することを呼びかけ、読者と著者の間に関係を築くものです」とのコメントを発表。「レナーの文筆は、深遠な変容の本質に触れつつ、想像を絶する逆境に直面した人間の強靭な精神と忍耐力、発展力と目的を見出す力を証明する」とも紹介されている。
レナーが事故の回顧録を出版することは、2024年12月に本人から発表されていた。当時、レナーは「自分の体は25%がチタンだけど、それを制限として見てはいません。だからアイアンマンなんてクソ食らえ。僕はチタニウムマンだ」とアイアンマンを引用した冗談を交えつつしている。
なお、レナーは事故から約1年で主演ドラマシーズン3で俳優業に復帰し、同シリーズはシーズン4の製作が決定済み。ダニエル・クレイグ主演の人気ミステリー映画『ナイブズ・アウト』シリーズ第3弾『ウェイク・アップ・デッド・マン:ア・ナイブズ・アウト・ミステリー(原題)』も待機中だ。
ジェレミー・レナーの回顧録『My Next Breath』は、2025年4月29日に米国発売予定。
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