ヘンリー王子、米TV番組のお化け屋敷で大はしゃぎ 視聴者から「なんて見苦しい」と非難の声
ヘンリー王子が米トーク番組にゲスト出演し、司会者ジミー・ファロンが企画した“お化け迷路”を体験した。王子が真っ暗な館に入場すると、恐ろしいキャラクターに驚いて悲鳴を上げたり、ジョークを言う場面もあった。王子が素の自分を見せる貴重な場面に、SNSでは「マジで面白い!」という声が上がった一方で、「なんて見苦しい」「恥ずかしいことだ」と非難するコメントも寄せられた。
ヘンリー王子は単独でニューヨークを訪問し、22日(以下、現地時間)には世界保健機関(WHO)が主催する晩餐会に出席するなど、連日、現地のチャリティイベントに参加していた。
その王子が、26日に米NBCで放送された人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』にゲスト出演した。
王子はスタジオでのトークではなく、司会者ジミー・ファロンが企画したハロウィンシーズンの“お化け迷路”で彼と対面した。
2人が訪れたのは、米ニューヨークの「ロックフェラー・センター」で10月31日まで開催中のお化け迷路「ジミー・ファロンのトゥナイトメア(Jimmy Fallon’s Tonightmares)」だ。
お化け迷路には10室が用意され、「錯乱した極悪非道なマッド・サイエンティスト」「誤作動する殺人ロボット」「恐ろしい狼男」など恐ろしいキャラクターが待ち受けている。
まずは、ジミーがヘンリー王子を紹介し「怖がり屋さんですか?」と尋ねた。王子は「普段はそうじゃないけど、今日は違うかも」と答えた。
2人は胸にカメラを装着し、急降下するエレベーターに乗ってお化け迷路の入り口に向かった。そして、真っ暗な会場に入場するとキャラクターが飛び出してくることを警戒し、おそるおそる通路を歩き始めた。
ヘンリー王子はパンダのようなメーキャップを施したキャラクターが近づいてくると、恐怖のあまりFワードを使って叫んだ。ジミーに「パンダが怖いの?」と聞かれると、「いや、怖くない」と言いながらも、その場から逃げ出した。
その後も2人は恐ろしいキャラクターに次々と遭遇し、悲鳴を上げたり、おどおどしながら通路を歩き続けた。
ある部屋でスーツにネクタイ姿のキャラクターが登場すると、ヘンリー王子は「あれはマイケル・ブーブレか? よくやったな、バディ」とジョークを放った。
カナダ出身の歌手マイケル・ブーブレは、ヘンリー王子とメーガン妃の古くからの友人だ。今年2月に「インヴィクタス・ゲーム」のプロモーションで夫妻がカナダ訪問をした際には、マイケルがイベントに参加し、王子に名曲『マイ・ウェイ』の替え歌を捧げていた。
ヘンリー王子とジミーはようやくお化け迷路を抜け出し、写真撮影のためにポーズを取った。すると背後の窓が開いて恐ろしいキャラクターが飛び出した。王子はまたもや絶叫し、キャラクターに向かってパンチを投げかける仕草をした。
ヘンリー王子がお化け迷路で悲鳴を上げるなど素の姿を見た視聴者は、SNS上で「これはマジで面白い」「最高! お化け屋敷でヘンリー王子がFワードを放ってる」「ヘンリー王子はとても楽しくて親しみやすく、キュートな人なのね。彼のことが大好きよ!」といった書き込みが見られた。
一方、王子がこのようなコメディ番組ではしゃぐ姿に対し、げんなりした声も相次いだ。
「やれやれ。関係者にとっては、とても恥ずかしいことだ。私は10歳の時にお化け屋敷に行ったけど、悲鳴なんて上げなかったし、大人の娯楽だとは思えなかった。」
「これは自暴自棄の表れでは? 彼は以前、あれほどパパラッチのフラッシュを恐れていたのに。彼は今、本当にどん底でもがいているようだ。」
「プライバシーの追求が上手くいっているようで嬉しいよ。」
「なんて見苦しいことだ。このようなおふざけの番組は楽しさを売りにしているが、薄っぺらで彼らを馬鹿にしている。彼らを動物園のように見せ物にしているんだ。」
画像は『The Tonight Show Instagram「TONIGHT: Prince Harry & Jimmy experience Jimmy Fallon’s Tonightmares!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)