セレーナ・ゴメス「妊娠できない」告白を批判するヘイターに反撃「消え失せろ!」
セレーナ・ゴメスが、自身を批判してきた人々について強く反撃する場面がSNSで拡散された。これまでにセレーナは、双極性障害や健康上の問題で妊娠できないことなど、自身の困難を打ち明けてきた。イベントに出席中だったセレーナは、個人的な問題についてオープンである人を批判するヘイターに対し、Fワードを使って一喝した。
苦悩を抱える女性達を代弁したセレーナ・ゴメス。当時の映像はこちら
セレーナ・ゴメスは米誌『Vanity Fair』10月号のインタビューに応じた際、医学的な理由で妊娠できないことを告白した。
セレーナは2013年に自己免疫疾患の一種であるループス(全身性エリテマトーデス)と診断され、2017年には親友がドナーとなり腎臓移植手術を受けた。2020年には、双極性障害と診断されていたことも明かした。
SNSではセレーナをサポートするコメントで溢れていたが、一部には「個人的な問題だろう」と勇気ある告白を批判する声もあった。
そして、今回拡散された映像では、セレーナがそのようなヘイターを強く反撃した。
映像は、セレーナが「Women in Film」のイベントに参加し、出席者と食事をしている最中に撮影されたものだ。
ロングヘアを後ろでまとめたセレーナは、白いトップスと黒いブレザーを着たビジネス風の装いで、隣には妹グレイシーちゃん(11)が座っていた。
セレーナは苦悩を抱える女性達を代弁し、次のように発言した。
「私は、助けが必要な時や助けが欲しい時に弱音を吐き、人々に伝えることに力があると本当に信じています。」
「それは恥ずかしいことではありません。だから私は子どもを身ごもることができないことや、双極性障害であることを打ち明けました。」
そして、個人的な問題を打ち明けたことを批判する人々に対して、「だから、F*** off(消え失せろ)よ!」と言い放った。すると周囲の人々は、拍手と歓声でセレーナの発言を支持した。
さらに、「私は女性達の擁護者になりたいし、そのために分かち合い、正直でいたい。誰もが何かを経験しているからです」と説明すると、隣に座るグレイシーちゃんの肩に手を当てて、こう話した。
「私はすべてをうまくやり遂げているわけじゃない。できるのは、自分らしくいることだけ。だから、あなたが良い人じゃないと言われるようなことは、絶対に気にしないで。」
最後にセレーナは、個人的葛藤を打ち明けることは、決して被害者ぶっているわけではないと述べた。
「誰が何と言おうと、あなたが被害者だと言う人なんてクソくらえよ。私の中では、あなたはサバイバーなの。」
セレーナが堂々と発言する姿に、人々からはSNSで「女王の振る舞いだわ!」「彼女はマジ素晴らしい」「だからセレーナは愛されるのよ」「セレーナが大好き。良い人だよね」と称賛の声があがった。
これまでにセレーナは、自身のTikTokに投稿した動画が元恋人ジャスティン・ビーバーの妻ヘイリー・ビーバーの投稿を「真似してバカにしているのでは?」と批判され、謝罪したことがあった。
また、昨年「ゴールデン・グローブ賞」授賞式に出席した際には「太っている」「前の方がきれいだった」と体型を批判され、自身のSNSで「確かに今の私はちょっと大きいけど、だからってひどいわ!」と抗議した。
画像は『Selena Gomez Instagram「Thank you so much for having me Telluride!!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)